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流動比率

流動比率<経営者の為の経営管理指標経営財務情報








No13・・・流動比率


流動比率とは、流動資産流動負債をどれくらいカバーしている

かを示す財務分析における安全性分析財務指標で、流動比率が

高いほど、一般的には短期的な資金繰りに余裕があると見られており、

流動比率は財務比率分析の1つで静態的分析手法です。


この流動比率を計算する上で用いる流動資産には、現預金・売上債権

棚卸資産有価証券等がありますが、流動比率の算定は、換金化が

難しい棚卸資産が含まれて計算されているので、流動比率を

利用するよりは、当座比率を利用する方が、更に企業の支払能力

シビアに見ることが出来ます。


※全産業流動比率データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の流動比率データ)

全産業流動比率
製造業流動比率
非製造業流動比率






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しかし、流動比率や当座比率等の財務比率分析は静態分析で、

企業の真の支払能力を掴むには限界がありますので、企業の的確な

資金繰りの状態を掴みたければ、流動比率等の財務比率分析ではなく、

動態分析
と呼ばれる資金移動表を利用して、企業の真の資金繰りの

状態を把握するべきです。


また、動態的分析を活用すれば、経常収支がマイナスの状態である

経常収支比率が100%を下回っている事業年度が数期間続いた場合に、

資金ショートの可能性が高くなることや、利益が多額に計上されていても

倒産に至る、黒字倒産の可能性なども見逃すこともなくなります。


尚、流動比率の一般的なチェックポイントとしては、流動比率の計算結果が120%以上の場合は、

高い支払能力を持つ企業と判断することができ、流動比率の計算結果が90%〜100%の場合は、

標準的な支払能力を持つ企業と判断することができ、流動比率の計算結果が80%以下の場合は、

注意を要する企業と判断することができます。


計算式・・・流動比率(%) = 流動資産 ÷ 流動負債



財務資産負債純資産損益キャッシュフロー予算金融金利