No16・・・企業価値
企業価値とは、企業が持っている事業としての価値や企業が保有している資産が
生み出すキャッシュフローを現在価値に表したものであり、株式公開企業は、
株式市場で常に評価されているので、時価総額を企業価値とみる場合もあります。
ちなみに、企業価値と株主価値は、似た言葉ではありますが、企業価値と株主価値の内容は
異なります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この企業価値を評価するのが企業価値評価で、企業価値評価をする主なケースとしては、
下記の通りです。
企業価値評価をする主なケース
@自社でM&A(企業の譲渡・買収・合併)を検討している時
A他社からM&A(企業の譲渡・買収・合併)を持ちかけられた時
B自社の増資による資金調達をする時
C非上場会社の場合相続税対策時
また、企業価値評価の一般的な評価手法は下記の通りです。
@時価純資産評価方法
ADCF評価方法
B類似業種批准評価方法(マルチプル評価方法)
そして、企業価値評価というと上場企業もしくは、ある程度規模の大きな企業にしか
あまり関係がないとお思いの経営者の方もいらっしゃるとは思いますが、
昨今は上場会社が非上場会社をM&Aするケースが増加している環境下では、
ベンチャー企業の経営者も自社の企業価値を意識した経営がますます必要になってきます。
ちなみに、株式交換制度とは、企業を買収する際に、
自社株を金銭の代わりに買収先株主へ交付することです。
このように、経営者が現時点での企業価値を把握していないと、M&Aを検討する際や、
同業他社から合併などを持ちかけられた場合など、不利な合併比率になり
他社に飲み込まれることになりかねません。
そうならないためにも、定期的に、自社の企業価値を評価しておくことが、
適切な経営判断の手助けになります。
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー、予算、金融、金利