生産性分析とは、企業が事業に投入した、ヒト・モノ・カネが産み出した
付加価値を分析することで、生産性分析は、経営資源の単位当たりの
生産性を把握して企業の競争力を検証することであり、生産性分析は、
投入した経営資源のインプットと結果であるアウトプットの比率の
分析なのです。
この生産性分析は、経営分析における財務分析の分析手法の1つで、
生産性分析以外では、収益性分析、安全性分析、成長性分析、
効率性分析の分析方法があります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、生産性分析は、インプットであるヒト・モノ・カネとアウトプットである
付加価値を分析することですが、ヒトと付加価値の関係は労働生産性で、
モノと付加価値の関係は設備生産性であり、カネと付加価値の関係は
資本生産性なのです。
そして、生産性分析の労働生産性を算出する際のヒトについては、
平均従業員数を用い、生産性分析の設備生産性を算出する際のモノに
ついては、有形固定資産額を活用し、生産性分析の資本生産性を算出する
際のカネについては、総資本(総資産)を活用します。
尚、生産性分析の基本の分析項目の計算式は下記の通りです。
主な生産性指標
@労働生産性=付加価値÷平均従業員数
A設備生産性=付加価値÷有形固定資産額
B資本生産性=付加価値÷総資本(総資産)
C売上高付加価値率=付加価値÷売上高
ちなみに、生産性分析で利用する付加価値とは、企業が事業活動により
生み出した価値(利益)のことで、付加価値の計算方式は控除方式と
加算方式があり、付加価値の控除方式は、売上高から外部購入費用を
控除する計算方式で、付加価値の加算方式は費用や利益を加算する
計算方式です。
尚、付加価値の計算方法は主に次の4つの計算方式があります。
@日本銀行方式(加算方式)・・・ 付加価値=経常利益+人件費+金融費用
+租税公課+減価償却費
A経済産業省方式(加算方式)・・・付加価値=実質金融費用+当期純利益
+人件費+租税公課+減価償却費
B中小企業庁方式(控除方式)・・・付加価値=生産高−外部購入価額
C財務省方式(加算方式)・・・付加価値=役員報酬+従業員給料手当
+福利費+動産・不動産賃借料+支払利息割引料+営業利益+租税公課
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー、予算、金融、金利