損益分岐点(BEP)とは、損益がゼロになる時の売上高のことで、
損益分岐点が低ければ収益力が高いと判断出来たり、固定費が
少ないとも判断できるので、損益分岐点は、経営の安定度を見る
目安としても利用出来ます。
この損益分岐点(BEP)を把握することが、CVP分析において最も
重要なことであり、損益分岐点を理解する為には、下記の計算式の
関係を理解する必要があります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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尚、CVP分析とは、売上、費用、利益の関係を分析することです。
CVP分析各種計算式
@売上高−変動費=限界利益(貢献利益)
A限界利益÷売上高=限界利益率
B変動費+固定費=原価
C売上高−原価=0(これが損益分岐点の状態です)
D固定費÷限界利益率=損益分岐点売上高
上記の計算式の中の固定費とは、売上高や生産量に関係なく必要な費用のことで、
損益分岐点売上高は、固定費をまかなうために必要な売上高ともいえます。
そして、限界利益率を高めれば、損益分岐点(BEP)の改善に繋がりますが、
限界利益率の改善には、売上単価を上げるか、変動費を見直す必要があります。
また、変動費とは、売上高や生産量に比例し増減する費用のことで、
変動費を抑えることは、損益分岐点(BEP)の改善に繋がります。
そして、損益分岐点(BEP)と限界利益率、固定費、変動費の関係を理解すれば、
事業計画の中で目標とする利益を達成する為には、自社の場合にはどの数字を
コントロールをすべきかが把握出来ます。
尚、損益分岐点(BEP)は、管理会計の概念の1つです。
計算式・・・損益分岐点(BEP) = 固定費 ÷ (1−(変動費÷売上高))
■損益分岐点(BEP)に関する項目
・限界利益率が高ければ損益分岐点(BEP)は低くなり、逆に、限界利益率が低ければ
損益分岐点は高くなります。
※居抜き
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー、予算、金融、金利