No2875・・・収益性分析
収益性分析とは、経営分析における財務分析の分析手法の一つです。
収益性分析をする目的は、企業が営業活動により利益を獲得する能力を
見るためであり、収益性分析は、損益計算書(PL)のデータを利用して
投資効率を分析することになります。
また、財務分析の分析手法には、収益性分析以外では、効率性分析、
安全性分析、成長性分析、生産性分析の分析方法があります。
そして、収益性分析をすることで、企業のブラント力、営業力、販売力、
財務力等の企業の真の収益力が測定することが出来ます。
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また、収益性分析の主な指標は下記の通りです。
主な収益性指標
@売上高売上総利益率
A売上高営業利益率
B売上高経常利益率
C売上高当期純利益率
D販管費率
EEBITDAマージン
FEBITDA倍率
ちなみに、収益性分析をする際に利用する各種効率性指標は、自社の
時系列データの推移を比較する為に利用したり、同業他社や同業種の
平均値と比較をしたりする為に活用します。
尚、収益性分析において、最も重要な指標は、売上高営業利益率で、
この利益率の改善がバランスシートの改善にも繋がり、企業の発展にも
欠かせないので、収益性分析を定期的に実施することは必要不可欠です。
財務分析のスキルが身についているか気になる方は、財務分析の目的理解していますか?を
御覧ください。