No1034・・・地盤沈下
地盤沈下とは、地盤自体が沈んでしまう現象で、地盤沈下の原因としては、
埋立地が地震により液状化現象を起こす人工的な要因により地盤沈下する場合と、
地震などにより埋立地で無い地域でも地殻変動を原因とし地盤沈下するケースがあり、
地震などによる地殻変動等の自然現象による地盤沈下は避けることはできません。
この地盤沈下が発生する場合の代表的なケースが、地震の振動によって地盤が一時的に
液体のような泥水状態になってしまう液状化現象であり、液状化する可能性が高いのは埋立地で、
埋立地には、海を埋め立てた地域、田んぼや水田を埋め立てた地域、川を埋め立てた地域などがあり、
液状化することで、建物は傾いて沈んだり、場合によっては倒壊してしまいます。
この液状化現象による地盤沈下は、大規模な地震が発生した時には、必ず発生している現象であり、
このような地盤沈下に対して、個人が取れる液状化対策としては、液状化現象の可能性が高い、
埋立地に建てられた一戸建てやマンションなどの不動産を購入しないことです。
■ビジネスマンツーマンセミナー(会場はJR秋葉原駅徒歩1分)
・経営管理セミナー ・経営戦略セミナー
■ビジネス通信講座(電話で解説を聞き質問をすることが可能)
・予算作成講座 ・経営管理講座
そして、液状化現象による地盤沈下の可能性が高い地域は、地方自治体が公表している液状化マップなどの
液状化予測図を確認することで把握できますので、一戸建てやマンションなどのマイホームを購入する際は、
自分が購入したい物件の地域が、液状化の危険性が高いのかどうか事前に確認する必要があるでしょう。
尚、液状化現象による地盤沈下対策として、地盤改良工法などを検討するよりも、
地盤が固く間違っても液状化の心配が無い内陸地で一戸建てやマンションを購入することこそが、
最高の液状化現象による地盤沈下対策といえるでしょうし、 そのような地域にある物件こそが
住宅ローンを組んで購入する価値がある物件といえます。