No1144・・・住宅ローン事前審査
住宅ローン事前審査とは、一戸建てやマンションなどのマイホームを購入する前に
金融機関が申込者の年収・勤務先・勤務年数・借入状況などを基に融資審査をすることで、
住宅ローン事前審査は、借入可能な住宅ローンの額を事前に把握する為にも必要な審査です。
この住宅ローン事前審査は、一戸建てやマンションなどのマイホームを購入する前に、
どれくらいの住宅ローンを組むことができるのかを把握する為にも必要であり、
住宅ローン事前審査を受けて、借入可能額が判明すればマイホームを購入の資金計画を
立てることができます。
また、住宅ローン事前審査において最も重要な審査項目が返済比率であり、
返済比率とは、住宅ローンの年間返済額の年収に対する割合のことで、
この返済比率の目安としては25%未満が理想であり、返済比率が35%を越えてくると
住宅ローン事前審査に落ちる可能性が高くなります。
住宅ローン事前審査の審査結果の種類としては、「承認」、「本審査へ」、「否決」の3種類となり、
「承認」の結果が出た場合は、本審査もほぼ通ることを意味し、「本審査へ」の結果が出た場合は、
本審査での審査結果次第を意味し、「否決」の結果が出た場合は、審査に落ちたことを意味しています。
ちなみに、住宅ローン事前審査の必要書類は下記の通りです。
住宅ローン事前審査の必要書類
■住宅ローン事前審査申込書
■本人確認書類(運転免許証・パスポート)
■源泉徴収票・住民税課税決定通知書・課税証明などの収入証明書類(所得証明書類)
■決算報告書(経営者や自営業の場合)
■ビジネスマンツーマンセミナー(会場はJR秋葉原駅徒歩1分)
・経営管理セミナー ・経営戦略セミナー
■ビジネス通信講座(電話で解説を聞き質問をすることが可能)
・予算作成講座 ・経営管理講座
そして、住宅ローン事前審査では、自己資金割合も重要視されているので、
極端に、自己資金割合が低い(頭金が少ない)場合は、最悪、住宅ローン事前審査に落ちたり、
希望の金額を借りることができない場合もあり、返済比率は、年収が少ないほど低めに審査されることが
多いので注意が必要で、住宅ローン事前審査における返済比率の計算式は下記の通りです。
返済比率の計算式
■返済比率=年間返済額÷税込年収×100
尚、住宅ローンの審査は、住宅ローン事前審査と住宅ローン本審査の2つに分かれており、
住宅ローン事前審査は、申込者の年収・勤務先・勤務年数・借入状況などを基準(物件の審査は行われない)に
金融機関が融資審査を行い、住宅ローン本審査は、申込者の年収・勤務先・勤務年数・借入状況・
物件などを基準に保証会社が融資審査を行います。
ちなみに、給与収入の変動が大きい自営業者等の経営者が、住宅ローン事前審査を受ける場合は、
銀行等は、直近の3年間の平均年収を見ると同時に、その直近3年間で極端に低い収入の年がないかどうかも
チェックし、更に、会社の決算報告書を3期分確認し会社の経営状態や会社の規模等もチェックしていますので、
住宅ローンを組もうと考えている自営業者等の経営者の方は、節税対策の為に、自分の給料を極端に
低くしたり、会社の利益が赤字にならないように気をつける必要があるでしょう。