No1394・・・通貨スワップ取引
通貨スワップ取引とは、異なる種類の通貨間で将来の金利と元本を交換する
デリバティブ取引(金融派生商品取引)のことで、通貨スワップ取引は、カレンシースワップ取引や
為替スワップ取引とも呼ばれています。
この通貨スワップ取引のスワップ取引とは、あらかじめ取引当事者間で合意された条件に基づいて、
将来のキャッシュフローを交換する取引のことであり、スワップ取引の種類としては、
金利スワップ取引、通貨スワップ取引、コモディティスワップ取引、クーポンスワップ取引などがあります。
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(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
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また、身近な通貨スワップ取引には、FX取引と呼ばれている外国為替証拠金取引があり、
FX取引では、例えば、円を売って米ドルを買う場合は、円でお金借りて円を売り、
その円を売って得た資金で米ドルを買う取引をしているので、FX取引をしている個人投資家は、
円と米ドルの通貨スワップ取引をしていることと同じなのです。
尚、国家間においても通貨スワップ取引に似た通貨スワップ協定が利用されており、
そのような取引の一例として、2008年のサブプライムローンを発端とする
リーマンショックが起こった時に、韓国では通貨ウォンが大幅に下落して通貨危機が
発生しましたが、日本は、韓国の信用を補完する為に、2008年12月に日韓通貨スワップ協定を
締結しました。
ちなみに、通貨スワップ協定とは、自国通貨が暴落して外貨不足に陥った国に対して
外貨の融通を行う協定のことで、通貨スワップ協定は、中央銀行間の協定であり、
通貨スワップ協定の内容としては、2国間で直接外貨を融通し合うスワップ取り決めと、
外債を売却して一定期間後に買い戻すレポ取り決めがあります。
通貨スワップ取引に関連する用語
※為替予約
※サブプライムローン
※国際スワップデリバティブ協会(ISDA)
※CDS、オプション取引
※CDO、住宅ローン、社債、債券
※ソブリンリスク、信用リスク、国債、デフォルト(債務不履行)、ソブリン債、債券