No20・・・M&A
M&Aとは、企業の合併・買収・売却のことで、M&Aは、企業全体の
買収・売却だけでなく、企業内のある事業部門だけの譲渡もあり、
もう少し広く捉えると資本提携も含めてM&Aと呼ばれることもあります。
M&Aを行う際の重要なポイントの1つに買収金額の査定がありますが、
まずは、買収会社のデューデリジェンス(財務・法務等の調査)を
正確にすることが重要です。
M&Aを行う際の買収金額の算定方法としては、デューデリジェンス(資産査定)による
買収金額の算定、DCF等を基にした買収金額の算定、理想の投資回収期間からの買収金額の
算定等があり、それらを参考にして売り手とのM&Aの交渉に臨むことになります。
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また、M&Aの手法としては、株式譲渡、営業譲渡、合併、第三者割当増資、
株式交換等の種類があります。
そして、M&Aの手法で最近利用が増加しているのが株式交換で、株式交換とは、
現金で買収対象企業の株式を買うかわりに、自社株と買収対象企業株を交換し
企業を買収することであり、株式交換は、自社の株価が高株価である時に
威力を発揮する企業買収手法なのです。
また、株式交換は名称の通り、買収対象企業の全発行済株式と自社の一定の
株式を交換するM&Aの手法になります。
ちなみに、M&AとはMergers and Acquisitionsの略で、Mergersが合併という意味で、
Acquisitionsが買収という意味であり、M&Aが企業の合併・買収と呼ばれるのは、
日本語で直訳したところからそ呼ばれています。
なお、M&Aを実施する場合には、下記のデューデリジェンスをすることが必要になります。
@財務デューデリジェンス
A税務デューデリジェンス
B法務デューデリジェンス
Cビジネスデューデリジェンス
D人事デューデリジェンス
EITデューデリジェンス