No2059・・・シックハウス症候群
シックハウス症候群とは、住宅の高気密化・高断熱化・換気不足や内装建材などの住宅設備から
揮発する化学物質などが原因となり新築の住居などで起こる 倦怠感、頭痛、のどの痛みなどの
呼吸器疾患などの健康障害のことです。
シックハウス症候群は、単に、シックハウスとも呼ばれています。
このシックハウス症候群は、内装建材などの住宅設備から揮発する化学物質などが原因と思われがちですが、
高気密化された住宅では結露が発生してダニ・カビが繁殖しやすいので、ダニやカビによるアレルギーが
シックハウス症候群の原因となっている場合もあります。
シックハウス症候群の症状としては下記の様な症状が該当します。
シックハウス症候群の症状
・目が痛くなる
・鼻がムズムズする
・頭が重くなる
・目やにが頻繁に出る
・鼻水が頻繁に出る
・頭痛がする
・目がチカチカする
・くしゃみが頻繁に出る
・集中力が持続しない
・倦怠感
・喉がいがいがする
・肩がこりやすくなる
・便秘
・イライラする
・食欲不振
・下痢
・めまい
・湿疹
・痰がからむ
・脱力感
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
もし、新築のマイホームを購入したり、家を増改築をした場合などに上記のような症状が急にでて、
このような症状が続いている場合は、シックハウス症候群を疑ってみるべきでしょう。
また、シックハウス症候群への対処法としては、最初は、健康障害をもたらしている原因を
突き止めることが先決で、次に、シックハウス症候群で間違いないと判明した場合は、
家のどの部屋にいるときに症状が悪化するのかが分かれば、その部屋を中心に更に調査して原因を究明します。
例えば、シックハウス症候群の原因が、ダニやカビ、埃などのハウスダストであれば、
掃除機でこまめに掃除を頻繁にしたり、エアコンのフィルターも短い期間で掃除したりするなどの対策で、
ハウスダストが発生しにくい環境をつくることが重要となります。
また、シックハウス症候群の原因が、内装建材などの住宅設備から揮発する化学物質などが原因の場合は、
換気設備に頼るだけではなく、一日の中で窓を定期的に何回か全開にして換気を充分にしたり、
家具の引き出しや扉などを開けておくなどを毎日する必要があるでしょう。
尚、一番のシックハウス症候群の対策は、新築のマイホームを購入したり、家を増改築をする際に、
化学物質を放散しない内装建材を使用していないことを確認して、通風や換気がしやすい窓の配置や
換気設備の位置が適切であるかどうかをチェックすることです。
ちなみに、シックハウス症候群以外の住宅設備に関する基本的な用語としては、内装建材、外装建材、新建材、
自然素材、天然素材、換気設備、第1種機械換気設備、第2種機械換気設備、第3種機械換気設備、
ホルムアルデヒド、クロルピリホス、ハウスダストなどがあります。