No2132・・・波力発電
波力発電とは、海で発生する波が繰り返す上下運動の力で空気の流れを作りだし、
その作りだした空気の流れを利用して原動機(タービン)を利用することにより電気を
発生させる再生可能エネルギーのことです。
この波力発電は、潮力発電と同様に、海で発生する波の力を利用するので、
海岸沿いに発電所を建設することになりますが、日本は四方を海に囲まれた国なので、
波力発電の発電所を建設する候補地は沢山あるといえます。
波力発電の長所メリットとしては、タービンを動かす運転用燃料が不要なこと、
二酸化炭素(CO2)の排出量が少ないこと、日本では波力発電の発電所の建設候補地が
沢山あることなどがあります。
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また、波力発電の短所デメリットとしては、自然環境の影響により発電量が左右されること、
発電所の建設コストが高いこと、発電装置が海水の塩分や波にさらされるため設備の維持コストが
高くなることなどがあります。
そして、波力発電は、一般家庭では利用することが不可能なエネルギーですが、
一般家庭では使用できる再生可能エネルギーとしては太陽光発電(ソーラー発電)があります。