No2203・・・床
床とは、住まいの内側の空間に壁と接する下部の部分から水平に平らになっている面を
板などで覆った構造体のことで、床は、住まいの内側の中で最も地面の近くにあるため
外気と湿気の影響を受けるところであり、床下の断熱は、窓、壁、天井、屋根と共に重要な
断熱のポイントといえます。
この床の断熱をする際は、建物の一階部分の床の真下に断熱材を取りつけることで、
外気と湿気の影響を受けないようにしようとすることが一般的で、
床下に断熱材を取りつける方法としては、断熱材を根太の間に落とし込む方法と
床材の裏側に発泡系断熱材を張りつける方法などがあります。
床の断熱をするメリット・長所・良い所としては、床下からの外気を防ぐことで断熱効果が高まり、
冷暖房効率もアップすることなどで、床の断熱をするデメリット・短所・悪い所としては、施工が難しく
床下に断熱材を取りつけた場合に断熱材の重みで床下と断熱材の間に隙間ができる場合があり、
隙間ができると結露やカビの原因となりかねないことなとがあります。
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また、床に使用する床材の種類を大別すると、木質系床材、繊維系床材、石材・セメント系床材、
合成樹脂系床材に分類することができ、住まいに使用される代表的な床材としては、
複合フローリング、単層フローリング(無垢材)、コルクタイルなとがあります。
そして、床材の種類によって、自然の質感が得られる床材、断熱性と保湿性が高い床材、
保温性に優れた床材、遮音性が高い床材、耐水性に優れた床材、汚れが落ちやすい床材、
耐久性が高い床材、高級感がある床材、デザイン性に優れた床材、保温性が高い床材、
吸音性が優れた床材など様々な特性を持つ床材がありますので、
部屋の用途に応じて床材の種類の中から部屋にあった床材を選ぶべきでしょう。
床材選びのポイントとしては、快適性の観点から床材を選ぶとすれば
、床材の手触りや足触りの感触がよい床材を選ぶべきでしょうし、
機能性の観点から床材を選ぶとすれば、耐水性が高いこと、丈夫なこと、遮音性が高いこと、
掃除がしやすいことなどを満たす床材を選択することになります。
また、床の耐久性能では、耐摩耗性、耐水性、耐薬品性、耐熱性、耐候性などの性質を確認して
優れているかどうかを判定することになり、断熱性は、耐久性の範疇には入りません。
ちなみに、床リフォームの施工方法としては、古くなった床材をはがし、
新しい床材を貼る張り替え方法が一般的で、施工コストを下げる為に、あえて古くなった床材をはがさずに、
新しい床材を上から重ねて貼る貼り重ね方法も利用される場合があります。
尚、床に関する用語は下記の通りです。
床に関する用語
・基礎断熱
・熱損失
・幅木
・置床
・付け床
・板床
・蹴込み床
・踏込み床
・織部床
・釣床
・吊り床
・権利床
・保留床
・二重床
床の材料の種類に関する用語は下記の通りです。
床の材料の種類に関する用語
・木質系床材
・繊維系床材
・石材・セメント系床材
・合成樹脂系床材
・耐摩耗性
・耐水性
・耐薬品性
・耐熱性
・耐候性
・耐久性
・断熱性
・タイル
・陶器質タイル
・せっ器質タイル
・磁器質タイル
・タイル工事
・圧着貼り工法
・団子貼り工法
・ユニット貼り工法
・接着貼り工法
・引掛け工法
・タイル割り