No2270・・・天井
天井とは、住まいの内側の空間に壁と接する上部の部分と上階の床の下や屋根の住まい側を仕切る為に
水平に平らになっている面を板などで覆った構造体のことで、天井にも防音、断熱、防火、防塵などの機能を
付加した建材が使用されており、調湿機能が付いた無垢材などの天井材を天井に設置していると、
天井材が、調湿機能を発揮して住まいの内側の湿度を快適に居住することができるように調節してくれます。
この天井は、上階の床の下や屋根の住まい側を仕切る為だけではなく、住まいの躯体(スケルトン)を隠したり、
配管や配線を通す為の空間でもあります。
また、代表的な天井の種類としては、平天井、傾斜天井、船底天井、竿縁天井、格天井、勾配天井、
敷目天井、網代天井、掛込み天井などがあります。
また、床から天井までの高さは、建築基準法においては最低の天井高が規定されていますが、
床から天井までの高さが高くなると、空間の広がりがあることで部屋全体が広く感じられるので、
最近では、天井高を建築基準法の最低の高さよりも高くする家が増えています。
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
天井のリフォームをするとなると大掛かりな工事を想像してしまいますが、
簡単に天井のリフォームをする方法としては、壁のリフォームと同じように、クロスを貼る方法がありますが、
天井のクロス貼りは、壁のクロス貼りよりも更に施工の難易度が高くなるので、
素人が天井にクロスを貼っても見栄えが悪くなるだけですから、天井のクロス貼りは、専門のリフォーム業者に
依頼するのが無難です。
天井の断熱対策をしていないと、夏季の猛暑の時期などは、太陽の日差しの熱が屋根から
天井に伝わり住まいの内側の室温を上昇させてしまいますので、開口部である窓(窓ガラス)やサッシ、
壁の断熱対策が済んでいれば、天井の断熱対策を検討するべきでしょう。
また、天井の断熱リフォームをする場合は、最初に既存の天井材などを撤去して、
躯体である屋根裏を見える状態にし、断熱材を隙間なく設置して、最後に、天井材を施工して完成ということに
なりますが、天井の断熱リフォームをした場合の問題点としては、天井高が低くなること、
照明器具の配線や照明器具の取り付けに余分な手間がかかることなどがあるので、
LEDのシーリングライトを設置したい場合は、天井の断熱リフォームと一緒にする方が良いといえます。
また、断熱材が厚ければ当然断熱効果は高いのですが、天井の裏側と屋根の裏側の空間が狭い場合は、
厚みのある断熱材を用いたり断熱材を厚くすることも限界がありますし、天井の断熱材の厚みが増えると、
天井高が低くなってしまうことにも繋がりかねませんので、天井の断熱材の厚さについては、
このような点などを考慮して決定するべきでしょう。
尚、天井に関する用語は下記の通りです。
天井に関する用語
・平天井
・傾斜天井
・船底天井
・竿縁天井
・格天井
・格間
・鏡板
・勾配天井
・敷目天井
・網代天井
・掛込み天井
・天井高
・化粧屋根裏
・庇