No312・・・EDINET
EDINETとは、上場企業などの有価証券報告書や5%ルール(大量保有報告制度)に
基づく大量保有報告書などの法定開示書類に関する電子開示システムで、EDINETは、
金融商品取引法のディスクロージャー制度に基づき金融庁が行なう行政サービスの
一環であり、EDINETは、インターネット上で開示されている為、誰でも何時でも
利用可能になっています。
ちなみに、決算短信は法定開示書類ではないので、監査法人や公認会計士の監査が
必要ではありません。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
このEDINETが出来る以前は、上場企業の有価証券報告書を手に入れる為には、
企業が自社のHPでIRの一環として有価証券報告書を公開していない限りは、
大きな本屋か政府刊行物サービスセンターで購入するか、 財務局や証券取引所等で
閲覧するしか手段がありませんでした。
このような電子開示システムであるEDINETは、情報を開示する側も非常に便利な
システムではありますが、虚偽の情報を記載される可能性もあり、事実、川崎市の
企業であるテラメントが、EDINETを利用して、トヨタ自動車、日本電信電話、ソニー、
アステラス製薬、三菱重工業、フジテレビジョンの株式をそれぞれ51%取得したとい
う虚偽の報告をしたことがありました。
新しくなったEDINETの特徴としては、財務諸表部分をXBRL形式にして提出すること
が義務づけられたことで、XBRLとは、企業の財務情報等を電子化して開示する為の
国際標準のデータ形式で、新しくなったEDINETは、投資家などの閲覧者と、
企業などの提出者の利便性が向上しています。
ちなみに、EDINETに登録されている主な書類は下記の通りです。
①有価証券報告書
②有価証券届出書
③四半期報告書
④内部統制報告書
⑤公開買付報告書
⑥大量保有報告書
⑦公開買付届出書
⑧意見表明報告書
⑨対質問回答報告書
⑩公開買付撤回届出書
EDINETに関する用語
※在庫管理、適正在庫、予算編成、予算