No626・・・予算実績差異分析
予算実績差異分析とは、単年度経営計画や中期経営計画で作成した
定量計画である予算と実績との差異の原因を分析することであり、
予算実績差異分析は、月次単位で、計画した予算と実績の差異を
分析することが一般的で、予算実績差異分析をすることで、差異の原因が
どこりあり、何故、差異が発生したのかを明らかにします。
この予算実績差異を分析する目的は、予算が未達となった場合に、
その未達となった原因を分析することで、早期に、経営課題の解決策や
改善策を検討し戦略等の変更をする為です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、予算実績差異分析をする際は、予算と実績の差異の金額を
計算したり、予算に対する進捗率を算出したりしますが、それらは、
結果であり、予算実績差異分析をする本来の目的ではないので、
それらを計算するのは、本来の目的を果たす為の、スタートラインです。
そして、予算実績差異分析は、管理会計の範疇となりますが、一般的な
分析アプローチの方法としては、項目別分析と要因別分析があり、
項目別分析とは、売上高、変動費、固定費などの利益を構成する要素に
分類して分析することで、要因別分析とは、外部要因に影響される、
販売数量、販売価格、変動費などを分析することです。
尚、企業において、予算実績差異分析をする部署は、組織に経営企画室が
存在する場合は、経営企画室の役割となりますが、組織に経営企画室が
存在しない場合は、経理部の役割となります。