No705・・・投資活動によるキャッシュフロー
投資活動によるキャッシュフローとは、有価証券の取得・売却や
固定資産の取得・売却等による投資活動の資金の流れを示しており、
投資活動によるキャッシュフローの主な内容としては、企業活動に
不可欠な設備投資の資金支出であり、投資活動によるキャッシュフローは、
通常マイナスになっている企業がほとんどです。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この投資活動によるキャッシュフローのマイナス金額が、営業活動による
キャッシュフローを超えている場合に、現預金残高に余裕が無ければ、
最低、その超えている金額を、財務活動によるキャッシュフローにて
カバーする必要があります。
ちなみに、キャッシュフロー計算書では、企業のお金の流れを、
営業活動によるキャッシュフロー、投資活動によるキャッシュフロー、
財務活動によるキャッシュフローに区分し表示しています。
また、営業活動によるキャッシュフローに、投資活動によるキャッシュフローを足すと、
フリーキャッシュフロー(FCF)を計算することができ、キャッシュフロー経営の目的は、
フリーキャッシュフローの最大化です。
尚、投資活動によるキャッシュフロー(投資キャッシュフロー)のマイナス金額が、
毎期、営業活動によるキャッシュフローを上回っていれば、通常は、有利子負債も
比例して増加してしまいますので、資金繰りを圧迫しない為にも、長期で使用する
資産は、財務の健全性を維持する為に、返済期限がない株主資本や返済期間の長い
固定負債で調達するのがベストといえます。