No721・・・キャッシュフローマージン
キャッシュフローマージンとは、売上高に対するキャッシュフローの割合を
示した財務指標であり、キャッシュフローマージンの数値が高ければ高いほど、
現金の創出能力が高いことを示し、キャッシュフローマージンの計算には、
営業キャッシュフローかフリーキャッシュフロー(FCF)を用います。
このキャッシュフローマージンは、売上高営業利益率が高くても、
必ずしも、キャッシュフローマージンの数値が高くなるとは限らず、
キャッシュフローマージンには、運転資金、減価償却費、設備投資の
金額が大きく影響します。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
ちなみに、キャッシュフローマージンの計算で用いる営業キャッシュフローとは、
キャッシュフロー計算書の営業活動によるキャッシュフローのことで、
キャッシュフローマージンの計算で用いるフリーキャッシュフローとは、
キャッシュフロー計算書の営業活動によるキャッシュフローから
投資活動によるキャッシュフローを差し引いて算出した金額のことです。
また、キャッシュフロー経営の目的は、キャッシュフローの最大化であるので、
キャッシュフローマージンを向上させることは、企業の財務活動において、
最も重要なことであるといえます。
尚、キャッシュフローマージンを向上させる為には、キャッシュフローの管理が
必要になりますが、キャッシュフローの管理とは、自社のあるべき姿である
理想のキャッシュフローを予算編成し、予算と実績を比較して、分析・評価・対策迄の
活動全体を含む仕組みのことです。
計算式・・・キャッシュフローマージン(%) = キャッシュフロー ÷ 売上高 × 100