No840・・・ヘッドハンティング
ヘッドハンティングとは、他の会社等から、経営者や経営幹部などの優秀な人材を
引き抜く人材獲得手段のことであり、一般的に、ヘッドハンティングを行う場合は、
ヘッドハンティング会社を利用するケースが多いようです。
このヘッドハンティングをされる人材とは、どのような資格や肩書が
あるかではなく、各業界において実際に活躍し結果を残している
人材であるかどうかが最も重要なポイントになります。
その理由としては、各業界において現実に活躍し結果を出している人材でなければ、
その業界で有名になることはありませんので、結果として、ヘッドハンティング会社や
企業から注目されることはありません。
■ビジネスマンツーマンセミナー(会場はJR秋葉原駅徒歩1分)
・経営管理セミナー ・経営戦略セミナー
■ビジネス通信講座(電話で解説を聞き質問をすることが可能)
・予算作成講座 ・経営管理講座
また、ヘッドハンティングをされた人材は、必ずしも安泰ではなく、
会社が期待する結果を残せないようであれば、当然、容赦なく解雇される
ケースもあります。
次に、ヘッドハンティングをする側の会社とヘッドハンティングをされる側の人材の
メリットは下記の通りです。
ヘッドハンティングをする側の会社のメリット
・会社の欲しい人材を的確に採用できる
・ヘッドハンティングによる転職者は、人材紹介による転職者より
定着率が圧倒的に高い(離職率が低い)
・経営幹部クラスの採用も可能である。
ヘッドハンティングをされる側の人材のメリット
・本当に自分を必要としている会社で働くことが出来る。
・自分の市場価値を確認することができる。
・大幅な収入アップの可能性がある。
ところで、ヘッドハンティングとは、優秀な人材を獲得するには欠かせない
手段ではありますが、何故、一般的に利用されている人材紹介会社の利用や
求人広告の掲載よりも優れた人材獲得方法なのでしょうか?
それは、人材紹介会社や求人広告を利用する人材は、何らかの理由で
転職をしたがっている人達であり、基本的に会社を辞めたがっている人達です。
しかし、優秀な人材は、会社にとっても非常に重要な経営資源なので、
一般的に、優秀な人材は、会社から様々な厚待遇を受けているので、
当然、会社に不満もなく、会社を退職しようとは考えていません。
このことからも、人材紹介会社や求人広告経由では、本当に優秀な人材を獲得できる
可能性は低いことが理解できます。
このように、本当に優秀な人材を獲得したければ、人材紹介会社や求人広告を
利用する待ちの姿勢ではなく、ヘッドハンティングを利用する攻めの姿勢しか
ないといえます。
尚、ヘッドハンティング会社を利用する場合のコストとしては、
最低でも、獲得したい人材の1年分の年収ぐらいは必要なケースが多いようです。
■ヘッドハンティングと外資系
経営幹部クラスや金融関係のヘッドハンティングは、外資系が相変わらず強いようです。
また、高額な年収の人材のヘッドハンティングも、外資系が強く、ヘッドハンティング業界でも、
外資系の情報力やネットワークは、国内のヘッドハンティング会社を上回っているようです。
■ヘッドハンティングの意味
ヘッドハンティングの意味とは、文字通り頭を獲るということからも、企業や組織の
トップを獲るという意味がありますが、現在では、優秀な人材を、より有利な条件で
引き抜くこととしても使用されています。
■ヘッドハンティングと金融
ヘッドハンティングは、金融業界では日常茶飯事です。
特に、優秀なファンドマネージャーはどこの組織からも狙われています。
■ヘッドハンティングと電話
ヘッドハンティングの電話は、何の前触れもなくかかってきます。
ヘッドハンティングの電話の後は、一般的に、ホテルのラウンジなどで、
ヘッドハンティング会社の人と会い、話が進んでいくことになります。