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生命保険

生命保険<経営者の為の用語集








No855・・・生命保険


生命保険とは、生命保険の契約者が死亡した時や病気や怪我で入院した時に、

保険会社が保険金の受取人に保険金を支払う保険のことであり、

生命保険の選び方としては、万が一の保障を重視することが基本といえます。


そもそも生命保険とは、不慮の事故による死亡や生活習慣病からの三大疾病などによる

入院をした際に、ある程度の蓄えが無い場合でも、金銭の保障を受ける為に必要な

金融商品なので、生命保険は、備えあれば憂いなしという、格言にあてはまる商品といえます。


ちなみに、団体信用生命保険(団信)とは、一戸建てや中古マンションなどの不動産を住宅ローンを利用して

購入した場合に、銀行などの金融機関が加入を義務付けている生命保険のことです。



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また、生命保険料の支払額のデータによると、月額の1人当たりの支払保険料は、

10,000円〜20,000円が最も多いので、この月額支払額を家族の人数に掛けると、

家賃や住宅ローンの支払に迫る金額となり金銭的負担が大きいので、

生命保険は、人生で2番目に高い買い物であるといわれています。


このように、一世帯で毎月高額の生命保険料を支払っている家庭においては、

生命保険料の見直しは、急務ともいえます。


この生命保険料の見直しに、役立っているのが、アリコやアフラックをはじめとした外資系による

ネット生命保険会社で、ネット生命保険会社では、一般の生保と異なり、圧倒的に安い保険料

売り物にして、シェアを伸ばしています。


尚、生命保険に似た金融商品にオプション取引といものがありますが、

オプション取引とは、あらかじめ決定された将来のある時期に、

一定の価格で買う又は売る権利を売買するデリバティブ取引で、

小額の金額で、大きな金額を得ることができるところが類似点といえます。


ちなみに、マイホームを購入する際には、銀行や住宅金融支援機構

住宅ローンを組む人がほとんどですが、その住宅ローンを組む際には、

団体信用生命保険という生命保険に加入することになり、万が一、

住宅ローンの契約者が死亡した場合は、住宅ローンの残債務は、

保険にて支払われることになります。


企業の生命保険


企業でも、社員や役員に保険を掛けることは一般的に行われており、
企業において、生命保険を支払った場合は、掛け捨てタイプの保険の場合は、
保険料として、費用とすることができますが、貯蓄性タイプの場合は、
その貯蓄性部分を保険積立金として、資産に計上することになります。


生命保険料の見直し


生命保険料の見直しの際は、ファイナンシャルプランナーに相談することがあると思いますが、
ファイナンシャルプランナーによっては、自分と取引関係のある生命保険会社の商品を中心に
提案する人も中にはいますので、生命保険料の見直し時に、ファイナンシャルプランナーだからといって、
盲目的に信用することは禁物です。

また、生命保険料の見直しの際のポイントは、保険料の金額と保障内容を中心に考えることになりますが、
基本的に、保障内容は、保険料の金額に比例して良くなるものなので、保険料の金額を重視するか、
保障内容を重視するかで、どの商品を選択するかが決まってきます。

そして、必要以上に、先進医療などが充実した医療保険に加入している場合や、
多額の死亡保障がついている場合などには、生命保険料の見直しには必要で、
生命保険会社は、加入してもらう為に、必要以上に、先進医療などが充実した医療保険の
必要性や、契約者が死亡した後の遺族の生活の安定を訴えているので、余分な保障がついている
生命保険を見直すだけでも、大きな削減効果があります。


生命保険の選び方 


生命保険の選び方は、契約者の現在の家族状況や自分自身の健康面を考慮することが基本であり、
次に、生命保険に貯蓄型を求めるかどうかで、生命保険の種類が絞れてきます。

また、契約者が、女性で主婦の場合や、将来にわたって独身を貫く方や、はたまた、高齢者であるかの
違いにより、様々な商品が生命保険会社から提供されています。

尚、生命保険の基本は、万が一の保障を得ることなので、生命保険の選び方としては、
自分が望む保障を受けることができる、最小限の金額で済む掛け捨て保険を選ぶことといえます。


生命保険の解約


貯蓄型の商品である生命保険の解約をする場合は、解約する時期により、
非常に不利になる場合があることなど注意する必要があります。

また、掛け捨ての商品である生命保険を解約する場合でも、解約した直後に、
不慮の事故や病気になってしまって困ることがないように、
次の保険の準備をして、解約の手続きをするべきでしょう。

尚、せっかく加入した、生命保険を解約するのではなく、内容を見直して保険料を
減らすこともできますので、生命保険を解約をする前に、保険内容の見直しも検討すべきです。


生命保険の種類


生命保険の内容は、主契約と特約で構成されており、主契約とは生命保険の基本となる部分で、
特約とは、主契約に付け加えるオプションのようなものです。

主契約の種類としては、終身保険、定期保険、養老保険などがあり、特約の種類としては、
死亡保障を厚くする特約、入院や手術・通院などの病気やけがの治療に備える特約、
ガンや成人病などの特定の疾病の治療に備える特約があります。

このように、生命保険の種類は、主契約と特約の組み合わせにより、様々な内容に対応できますので、
自分に最適の生命保険を選択することができます。


生命保険料の比較


現在は、生命保険料の比較をすること、ネットで詳しく調べることができるので、
生命保険に新規に加入する際や生命保険を見直す場合は、CMやネットの商品人気ランキングを
鵜呑みにして安易に保険に加入したり、いきなり生命保険会社に問い合わせをするよりは、
自分でネットで調査をして、ある程度予備知識を得てから、生命保険会社や
ファイナンシャルプランナーに相談をする方がよいでしょう。


手軽な生命保険


手軽な生命保険の代表としては、生活協同組合が提供している共済保険があり、
都道府県の違いにより、都民共済、府民共済、県民共済、道民共済と呼ばれています。

この共済の良いところは、年齢に関係なく月々の保険料が2000円で、保障も充実しているところで、
毎年、掛け金の2割前後が分配金として戻ってくるので、実質の保険料は更に安いことになります。

また、共済は、日本郵政の簡保と共に、葬式に間に合うといわれるほど、保険金が早く支払われるとも
特徴の一つです。

尚、共済は、損害保険の商品も提供しています。


生命保険会社のランキング


生命保険会社のランキングには、規模によるランキングや商品やサービスの利便性などの様々な視点から
見たランキングがありますが、規模の視点で見た日本の生命保険会社のランキングのトップは日本生命で、
2位が第一生命です。


生命保険会社の資産


生命保険会社は、多額の資産を保有していますが、その資産の取得原資となっていのが、
契約者から定期的に受け取っている保険料で、その保険料を原資として、株式債券不動産
定期預金などで運用しており、生命保険会社は、機関投資家とも呼ばれています。

また、生命保険会社は、株式を多額に保有している為、株式市場が大きく値下がりをした時は、
多額の評価損を計上することにより、財務体質を悪化させる要因ともなります。

また、生命保険会社は、個人や法人に資金の貸付をすることもあります。


生命保険会社の格付け


生命保険会社の格付けは、ムーディーズやスタンダード・アンド・プアーズなどの
格付機関が公表していますが、その格付け要素の一つに、ソルベンシーマージン比率があり、
ソルベンシーマージン比率とは、保険金の支払余力を示す財務指標であり、
保険会社の経営の健全性を測る指標の1つでもあります。


生命保険の控除


生命保険の控除は、年末調整にてされることになりますが、生命保険の控除を受ける為には、
生命保険の控除証明書が必要になります。

また、生命保険の控除には上限があり、生命保険の控除金額は、
支払った生命保険料を基に計算することになります。

そして、生命保険の控除は、配偶者やその他の親族で6親等以内の血族か3親等以内の
姻族である場合の扶養者についても対象となります。

尚、生命保険の控除は、所得税だけでなく、住民税についても税額控除の対象となります。


生命保険と税金


生命保険料は、支払った金額により、所得税と住民税の税金控除の対象となります。

但し、生命保険料を支払った金額の全額が、所得から控除されるのではなく、
生命保険料控除額の計算方法によって算定された金額が控除される金額となり、
控除される上限金額も決まっています。

ちなみに、生命保険の満期保険金を一時金で受領した場合は、税務上は一時所得になります。

また、これまでは、生命保険金を年金払いで受け取る際に、相続税所得税が二重に課税されていましたが、
最高裁判所は、所得税の課税を取り消すとの判決を言い渡しました。







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