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耐震基準

耐震基準<経営者の為の用語集








No993・・・耐震基準


耐震基準とは、建物が最低限度の耐震能力を備えていることを保証している

建築基準法に定められた基準であり、耐震基準は、マンション、オフィスビル、道路、橋梁、

原子力発電により電気をつくる原子力発電所等の不動産種類毎に、それぞれ独自の基準が設けられており、

1981年(昭和56年)6月1日の耐震基準改正により建物の耐震性は大きく向上しました。


新しい耐震基準である新耐震設計基準(新耐震基準)と区別する為に、1981年(昭和56年)6月1日以前の

耐震基準のことを旧耐震設計基準(旧耐震基準)と呼んでいます。


この耐震基準を基準に中古住宅を購入する場合は、中古戸建てや中古マンション

1981年(昭和56年)の改正前に建築されているのか、1981年(昭和56年)の改正後に

建築をされているのかが選択基準のポイントの1つであり、1981年(昭和56年)以前に

建築された中古戸建てや中古マンションには耐震強度(耐震構造)に問題があり地震に弱い為、

1981年(昭和56年)以前に建築された中古戸建てや中古マンションの販売価格が

安いというだけの理由で購入するのは大きな誤りといえ、結局、高い買い物になる可能性があります。


ちなみに、1981年(昭和56年)6月1日以降に建築確認を受けた建物が新耐震基準に

対応していることになります。



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また、1995年の阪神淡路大震災では1981年(昭和56年)6月1日の耐震基準改正に沿って

設計された建物は、倒壊などの深刻な被害がほとんどなかったこともあり、

1995年に建築物の耐震改修の促進に関する法律が施行されて、

この法律に基づいて中古戸建てや中古マンションなどの建物の耐震診断や耐震改修を

行うよう推進されるようになりました。


尚、1981年(昭和56年)以前の耐震基準では、マグニチュード7前後の中地震で、

震度5強程度の揺れでも建物が倒壊しない基準であり、1981年(昭和56年)以降の新耐震基準は、

マグニチュード8前後の巨大地震を想定しおり、震度6強から震度7の揺れでも建物が

倒壊しないような基準となっています。


ちなみに、マグニチュードとは、地震のエネルギーや地震の規模を示す尺度です。


※新耐震基準の強度レベルは下記の3段階となっています。


強度1・・・建築基準法レベル(震度5強程度)
強度2・・・建築基準法の1.25倍レベル(震度5強の1.25倍程度)
強度3・・・新耐震基準の1.5倍レベル(震度5強の1.5倍程度)







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