未経験の転職


現在の様な経済環境でも、転職を考えている方や転職活動をしている方は多いと

思いますが、転職を考えた場合に、難しい転職に該当するのが未経験の転職です。


この未経験の転職も、何が未経験かによって次の3つのパーターンに

分類できます。


①業界経験はないが職種経験はある業界未経験者

②職種経験はないが業界経験はある職種未経験者

③業界経験も職種経験もない全くの未経験者


上記のパータンの中で、最も難しいといえるのが③の業界経験も職種経験もない

全くの未経験者の場合です。


次に、企業が、全くの未経験者に対してどのように考えているのかを確認します。


企業の採用担当者が全くの未経験者を採用する場合は、基本的に年齢が若い人

を採用する傾向があるのですが、当然、人材や職種によっては、年齢が30歳

を超えている全くの未経験者でも採用される場合もあります。


また、企業によっては、企業内に新たな変化が起こることを期待して、

業界の常識に囚われていない、職種の常識にも囚われていない、全くの未経験者

を採用したいと考えている場合もあるのです。


ところで、全くの未経験者が転職を考えた時に、最も不安に感じることは、

職種経験がなくて仕事をすることができるのかという点に尽きるでしょう。


しかし、その心配はいりません。


その理由の1つとして、大企業では、職種自体がかわる配置転換が何度も

有ることは珍しいことではありません。


例えば、大企業では、新卒で入社して配属された部署が情報システム部

あったとしても、その後、財務部マーケティング部人事部経営企画部

といった具合に、社員に様々な経験を積ませる為に、職種転換が一般的に

行われています。


企業で業務を遂行する為に必要な各職種の専門知識は、皆さんが想像するより

も少ないので、効率よく各業務の専門知識を学ぶことで、誰でも短期間に業務上

に必要なスキルを身につけることができます。


そのようなことを考慮しても、特殊な技術職を除けば、マーケティング部、

営業部、経理部、財務部、経営企画部、人事部、総務部などの職種なら、

誰でも業務に対応することは可能なのです。


また、企業の採用担当者が全くの未経験者に求める資質として、積極性がある

ことや向上心が高いことをあげることが多いので、全くの未経験者は、それらの

点を転職活動中の面接の場で面接官にアピールすることも、転職活動を成功させ

る為には重要なことでしょう。


ゆえに、全くの未経験者であったとしても、臆することなく、転職活動中の面接

の場で、既に次の仕事を見据えたスキルアップの為の活動をしていることを、

面接官に訴えることで転職成功の可能性は高まるはずなのです。


このように、未経験の転職であったとしても、全くの未経験者を望む企業も

あるわけなので、後は、自分の努力次第で、全くの未経験というハンデも克服

することが可能なのです。


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