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■予算貸借対照表(BS)作成
1.予算貸借対照表(BS)作成について
このページをご覧の方は、予算の貸借対照表(BS)の重要性は認識されていると思います。
予算貸借対照表を作成することは、財務を強化する為には必要不可欠なことですし、
予算の貸借対照表とは、理想のバランスシートであり、バランスシートのあるべき姿でもあります。
この予算の貸借対照表は、利益計画、在庫計画、運転資金計画、設備投資計画、財務バランス改善計画を
作成することで完成するものなので、予算貸借対照表を作成するということは、利益計画、在庫計画、
運転資金計画、設備投資計画で構成される、資金計画を作成するということなのです
ちなみに、キャッシュフローの管理は、貸借対照表の管理と同様のことです。
また、予算貸借対照表の作成をしていれば、実績の在庫や運転資金と予算の在庫や運転資金
を比較することで、在庫や運転資金の増加の原因がどこにあるのかを直ちに特定して、
その予算と実績のギャップの原因である課題を撃退する改善策を施すことができます。
そして、予算貸借対照表を作成するには、回転期間と回転率の仕組みの理解が欠かせませんので、
回転期間と回転率の仕組みは、経理部、財務部、経営企画室に所属する社員であれば、
必ず理解しておくべきことです。
このように、会社の単年度経営計画や中期経営計画で損益計算書(PL)のみの作成となっていれば、
財務を強化することは不可能ともいえ、財務の強化には、予算貸借対照表を作成することが必要不可欠です。
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2.予算貸借対照表(BS)作成の目的
予算貸借対照表(BS)作成の目的は、企業の財務体質を強固にすることです。
財務体質を強固にできれば、競合企業が次々に脱落していくような厳しい経済状況
でも、最後まで生き残る可能性も増し、結果として残存利益を全て享受することもできます。
そして、予算貸借対照表を作成していれば、資産と負債の項目についても、予算実績管理を
することができ、資産と負債の管理プロセスを、PDCAサイクルで運用することで、
貸借対照表とキャッシュフローをコントロールすることも可能となります。
3.予算貸借対照表(BS)作成スキルが身につけば
予算貸借対照表(BS)の作成方法・作成スキルが身につけば、予算編成の全体像も
理解することができ、財務体質を改善する資金計画も作成出来るようになります。
このように、予算貸借対照表の予算作成方法を身につけることは、経理部・財務部・経営企画室の
部署に所属している方にとっては、業務を遂行する上で、非常に重要な基本的スキルであり、
経理・財務・経営企画のスキルアップには欠かせません。
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