TEL. 03-6795-0089
〒101-0027 東京都千代田区神田平河町1番地
予算管理制度とは、経営問題と経営課題を解決し、企業のあるべき姿を実現する為の、
経営管理の仕組みであり、予算管理制度は、単年度経営計画や中期経営計画の
利益計画と資金計画を策定し、それら予算と実績を分析して、その分析結果に基づき戦略や活動の
修正をするPDCAサイクルまでのシステム全体のことです。
この予算管理制度は、大きく次の3つのプロセスに分類することができます。
@予算編成のプロセス
A予算統制のプロセス
B戦略や活動の修正のプロセス
予算管理制度の中の予算編成のプロセスとは、単年度経営計画や中期経営計画を策定する
プロセスであり、これらの計画は、予算管理制度のスタートラインとなるプロセスで、予算編成は、
予算編成方針の作成が出発点です。
次に、予算管理制度の中の予算統制のプロセスとは、単年度経営計画や中期経営計画の
定量目標である予算と実績を比較分析するプロセスであり、企業のあるべき姿である予算と
実績を比較することで問題が顕在化します。
尚、予算統制のプロセスが、予算実績管理であり、一般的に、予実管理や予実と呼ばれています。
ちなみに、ギャップをタイムリーに特定し、直ちにその課題に対する対策を実施できるのが
優れた企業の条件ですが、一般的な企業で作成されている予算の内容と予算実績管理の方法では、
予算と実績のギャップを埋めることは難しいでしょう。
最後に、予算管理制度の中の戦略や活動の修正のプロセスとは、予算統制のプロセスにて、
顕在化した問題を解決する為の課題に対処する為に、当初の戦略や活動を修正するプロセス
であり、このプロセスを実行することで、当初計画とのマイナス乖離を最小限に留めたり、
当初計画を達成することが可能となり、このプロセスこそが予算管理制度構築の最大の目的と
いえます。
よって、予算管理制度は、予算編成のプロセス、予算統制のプロセス、戦略や活動の修正のプロセスまでが
システムとして確立してこそ、企業にとって有効な制度となりえますので、予算を作成するだけで終わって
いたり、予算統制をするだけで終わっていては、全く意味がありません。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・経営戦略セミナー ・マーケティング戦略セミナー
・営業マーケティングセミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
■組織の役割、部門の仕事、マーケティング、その他
・組織の役割 ・部門の仕事 ・マーケティング ・銀行が融資を断る理由 ・起業に必要な知識
■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報他
・いる社員といらない社員・四方山話・日本の不動産相場・未経験の転職・就職活動成功ポイント
予算管理制度は、株式上場審査において大きなウェイトを持っています。
その理由としては、予算管理制度が確立していなければ、ディスクロージャーの重要な要素である、
株主などの外部の第三者に対して、業績予想などの経営状況を客観的に開示することができないからであり、
予算管理制度の整備は、上場を目指す企業には、最も重要な株式公開準備業務といえます。
単年度経営計画の定量計画である予算が有効に機能する為には、月次決算が重要になってきますが、
この月次決算には、特に迅速性が求められますので、翌月の5営業日以内に月次決算を作成する仕組みを
確立する必要があります。
また、予算を作成する際に、セグメント別に細かく作成していれば、月次決算においても同じレベルで作成して、
予算実績管理をする必要があります。
単年度経営計画の定量目標である予算については、予算実績管理をしている企業は多いのですが、
中期経営計画の定量目標である予算については、予算実績管理をしている企業は少ないようです。
単年度経営計画は、中長期経営計画に沿って、作成するものなので、中期経営計画の予算実績管理は、
単年度予算の予算実績管理より、より重要といえます。
会社の組織内に、経営企画室が存在する場合は、予算管理の仕組み構築は、経営企画室が中心になって
システムを確立すべきですが、会社の組織内に、経営企画室が存在しない場合は、経理部などが中心となり
予算管理制度を確立すべきです。
大半の企業では、月次決算が纏まり、予算実績管理表などの資料が完成してから、経営会議が開催され、
予算と実績の差異について検討されています。
そして、経営会議の中で、予算に対する未達の原因がはっきりしない場合は、次の経営会議までに、
その原因を調査して報告をするということになるケースが多いと思いますが、そのようなことでは、
予算に対する未達の原因である課題が解決されるどころか、課題が山積みになっていくばかりで、
予算を達成することなどは到底不可能で、一般的な予算実績管理手法の限界といえます。
また、経営会議の中で、未達の原因が分からないなどは論外で、そのような状態を放置していることが、
会社を傾かせる原因の一つとなるのです。
そこで、一般的な企業で行われている予算実績管理の方法を進化させなければ、経営課題を適時に把握して
解決することは不可能なので、経営の見える化が必要となるのです。
・財務コンサルティングサービス
・財務体質強化&改善コンサル
・会社再建&企業再生コンサル
・経営の見える化コンサルティング
・適正な人件費管理コンサル
・経理コスト削減コンサルティング
・経営相談セカンドオピニオン
・無料経営相談
・経営企画の仕事
経営管理に関するページ
経理の仕事
財務の仕事
経営企画の仕事
経理業務等の効率化・合理化
経理業務等の利益貢献度
経理・財務・経営企画の転職成功
資金繰りに行き詰る前に
ヘッドハンティング
投資用不動産
人材紹介会社
中古マンション
任意売却
住宅金融支援機構
固定金利
変動金利
住宅ローン
専任媒介
一般媒介
クレジットカード
生命保険
損害保険
ヘッドハンティングでの転職
住宅ローンが払えなくなったら
不動産の仲介手数料
利益計画と資金計画
貸借対照表の管理
在庫管理の方法
財務分析と財務指標
中長期経営計画の財務計画
経営問題と経営課題
財務体質改善計画
企業のリスクマネジメント
不動産担保ローンとレバレッジ効果
簿記がわからない経理
資金繰りが出来ない経理・財務社員
資金繰り表の概要
資金繰り改善と財務体質の強化
与信管理業務
資金繰りに行き詰る前に
資金繰り表のフォーマット
キャッシュフローの管理
企業価値評価
資金繰り
事業計画書作成
株式公開準備
財務計画の役割と作成方法
予算編成業務の問題と課題
予測財務諸表(予想財務諸表)作成方法
自分で作成する事業計画書
事業計画書
事業計画書の誤解
事業計画書の立て方ポイント・コツ
起業と事業計画書の関係
資金繰りについての一般的な誤解
FRBは誰のもの?
日本は資源の宝庫
企業の社風とは
ブランドとは
東京都心5区の空室率上昇
中国の人口構成
アメリカが新通貨発行?
アメリカ国内のタックスヘイヴン
ベンジャミン・ディズレーリ
現在の不動産市況
これから伸びる業界は
アメリカ新通貨発行と金本位制度
五大貴金属商
版権ビジネス
設備投資関連の成長分野
脱石油・リチウムイオン電池
つなぎ売りの勧め
バルチック海運指数とWTI原油
代替エネルギー源の確保
資産効果と株価の先見性
超硬工具と景気の関係
米国債と借金の本質
タングステン相場の国際価格
仕組債≒合法的詐欺?
問題とあるべき姿
国家の資金調達
不動産の仲介手数料
会社の数字の見方・読み方
決算書の見方・読み方
財務諸表の見方・読み方
大学生が身につけるべき基本スキル
管理職のスキルアップ
経理のスキルアップ
財務のスキルアップ
経営企画のスキルアップ
スキルアップの秘訣
総資産利益率(ROA)
株主資本利益率(ROE)
損益分岐点(BEP)
限界利益
限界利益率
財務レバレッジ
当座比率
固定長期適合比率
資本コスト
インタレストカバレッジ
経常収支
セグメント分析
流動比率
労働分配率と付加価値
固定比率
企業価値
キャッシュフロー
営業キャッシュフロー
投資キャッシュフロー
財務キャッシュフロー
フリーキャッシュフロー(FCF)
安全性分析
効率性分析
経営分析
生産性分析
総資産回転率(総資本回転率)
棚卸資産回転期間
売上債権回転期間
仕入債務回転期間
経常収支比率
マトリックス分析
収益性分析
成長性分析
財務分析
プライムレート
短期プライムレート
長期プライムレート
長期金利
短期金利
固定金利
変動金利
資金調達
直接金融
間接金融
経営計画
単年度経営計画
中期経営計画(中計)
長期経営計画
予算実績管理
基本セミナー
経理・財務・経営企画セミナー
会社の数字の見方集合セミナー