No1086・・・埋立地
埋立地とは、海や湖などにに廃棄物・土砂・建設残土などを運び入れて造成された土地のことで、
埋立地は、地震による液状化現象を起こす可能性があり、東京23区の中央区、港区、品川区、大田区、
墨田区、江東区、江戸川区等には埋立地の地域が存在します。
東京23区内は埋立地が多く、意外に埋立地として知れらていないのが銀座であり、
銀座のある中央区のかなりの部分が江戸時代に埋め立てられた地域で、江戸時代になる以前の1500年代まで、
皇居前広場の付近は海沿いであり、くじらが泳いでいる光景も見ることができたようで、
日比谷の近くまで入り江があったようです。
また、東京23区内の歴史は、埋立地の歴史といえるぐらい、江戸時代から現代に至るまで
海・湖・川・沼地・湿地帯などの埋め立てが行われてきています。
この東京23区内で、一戸建てやマンションを購入する際は、地震による液状化や地盤沈下を避けるためにも、
埋立地に立地している新築マンションや中古マンションの購入を避けることが、自分自身の生命を守る上でも
必要であり、自分の資産を守る為にも重要といえ、東京23区内の埋立地の地域を確認する方法としては、
明治時代以前や江戸時代以前の古地図を国立国会図書館などで確認したり、
東京臨海部における埋立ての歴史について記述されている書物を読む方法があります。
■ビジネスマンツーマンセミナー(会場はJR秋葉原駅徒歩1分)
・経営管理セミナー ・経営戦略セミナー
■ビジネス通信講座(電話で解説を聞き質問をすることが可能)
・予算作成講座 ・経営管理講座
尚、埋立地は、強い地震が発生した場合に液状化や地盤沈下をする可能性がありますが、
液状化とは、地震の振動によって地盤が一時的に液体のような泥水状態になってしまう現象のことで、
地盤沈下とは、地盤自体が沈んでしまう現象で、地盤沈下の原因としては、液状化現象などの人工的な
要因により地盤沈下する場合と、地震などによる地殻変動を原因とするケースがあります。
ちなみに、東日本大震災により、湾岸エリアの埋め立てた地域の中でも、
特に、千葉県の浦安市の液状化による被害が大きかったのですが、東京湾岸エリアの埋立地でも、
浦安市ほど液状化現象が酷くはありませんでしたが、液状化現象は起こっていましたので、
関東を震源地とするマグニチュード8クラスの大規模な直下型地震が発生した場合は、
東京湾岸エリアでも深刻な液状化現象による被害が起きる危険性が高いでしょうから、
東京23区内の埋立地に立地する一戸建てやマンションの購入は避けることが賢明でしょう。