No639・・・予算管理
予算管理とは、自社のあるべき姿を客観的な予算として予算編成し、
予算と実績を比較して、分析・評価・対策までの活動全体を含む
仕組みのことで、予算管理は、経営をコントロールする為の
仕組みであり、予算管理は、管理会計の概念の1つです。
この予算管理は、損益計算書だけを管理するのではなくて、総合予算の
構成要素である、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を
全て管理する必要があります。
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また、予算管理において、総合予算を全て管理する理由としては、
あるべき姿とは、損益計算書だけにあるのではないことと、損益計算書は、
総合予算の構成要素の一つに過ぎず、損益計算書は、貸借対照表の
資金や設備の制約を受けるからです。
そして、予算管理を実施している大半の企業では、予算と実績の差額だけを計算して、
予算実績管理表などに纏めるだけで、予算実績差異の原因を明らかにしていないので、
本当の意味で、予算管理をしている企業が少ないのが現状といえます。
尚、予算管理を意味のあるものとする為には、総合予算である、貸借対照表、
損益計算書、キャッシュフロー計算書の数字合わせをするだけでなく、それらの
計画の構成要素である、経常予算や資本予算を積み上げて、総合予算を
作成する必要があります。
ちなみに、予算管理の役割を担う部署は、経営企画室か、組織に経営企画室が
存在しない場合は、経理部がその役割を担う部署となります。