No1022・・・団体信用生命保険
団体信用生命保険とは、一戸建てや中古マンションなどの不動産を住宅ローンを利用して
購入した場合に、銀行などの金融機関が加入を義務付けている保険のことであり、
団体信用生命保険に加入していると、ローンの返済途中に加入者が死亡した場合は、
残債を保険会社が支払う仕組みになっており、団体信用生命保険は、一般的に、団信と呼ばれています。
この団体信用生命保険の審査基準は、一般的な生命保険と比較して非常に緩いのですが、
審査基準が緩い反面、保険料は、一般的な生命保険と比べて高くなっています。
また、団体信用生命保険の加入条件としては、3ヶ月以内の医療を受けた内容、
数年以内の手術等の有無、現在の健康状態などが、審査基準を満たしているのかが加入条件となりますが、
もし、こられの事項に関して虚偽の告知をしていた場合は、団体信用生命保険の免責に該当し
告知義務違反にも該当する為、仮に、住宅ローンの返済途中に死亡した場合でも、
保険が支払われず住宅ローンの残債が残ってしまう場合があります。
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そして、住宅金融支援機構のフラット35を利用する場合は、団体信用生命保険の加入は任意なので、
保険に加入できない人や保険の必要性が無い人は、住宅金融支援機構にて住宅ローンを組めば、
団体信用生命保険に加入する必要はありません。
尚、住宅金融支援機構のフラット35などの団体信用生命保険では、がん・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病を
発病して一定条件を満たした場合は住宅ローンの残債が弁済される商品があります。
ちなみに、不動産仲介会社の住宅購入を希望する奥さんへの営業トークでは、
「賃貸の場合は、旦那さんが亡くなっても、現在住んでいる家に無償で暮らすことはできませんが、
マイホームを購入していれば、仮に、旦那さんが死亡した場合でも、団体信用生命保険の保険金で
住宅ローンの残債が返済されますので、万が一のことが起こった時でも、家は残るので安心ですよ」
などと奥さんに話して契約を迫ることが多いようです。