No2001・・・諸費用
諸費用とは、車や不動産などの購入対象である本体価格以外に発生する付属の経費のことで、
特に、不動産を購入する際は、諸費用まで資金計画に組み込んでおかないと、諸費用を支払う資金が
不足することになりかねません。
プライベートの生活の中で最も高額の諸費用を必要とするのは、マイホームを購入する際ですので、
マイホームを購入する際の諸費用の説明をしますが、新築物件を購入する場合と中古物件を購入する場合は
諸費用の金額と項目が変わってきますので、新築物件の諸費用と中古物件の諸費用は別々に説明します。
まず、新築物件の諸費用ですが、基本的に、新築物件を直接販売する不動産会社から購入すれば、
売買代金の3%の仲介手数料を取られることはありませんので、新築物件を直接販売する不動産会社から、
新築一戸建と新築マンションを購入したケースを例にした諸費用は次のようになります。
■ビジネスマンツーマンセミナー(会場はJR秋葉原駅徒歩1分)
・経営管理セミナー ・経営戦略セミナー
■ビジネス通信講座(電話で解説を聞き質問をすることが可能)
・予算作成講座 ・経営管理講座
新築一戸建の諸費用 ※物件価格3500万円 (銀行の住宅ローンを利用した場合) |
新築マンションの諸費用 ※物件価格3500万円 (銀行の住宅ローンを利用した場合) |
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売買契約書印紙代 | 2万円 | 2万円 |
登記費用 (司法書士報酬含む) |
30万円 | 25万円 |
火災保険 | 60万円 | 20万円 |
銀行住宅住宅ローン 契約書印紙代 |
2万円 | 2万円 |
銀行住宅ローン保証料 | 80万円 | 80万円 |
銀行住宅ローン手数料 | 5万円 | 5万円 |
固定資産税 | 30万円 | 15万円 |
水道加入金 | 30万円 | 無し |
住宅性能保証登録料 | 5万円 | 無し |
修繕積立基金 | 無し | 40万円 |
諸費用合計 | 244万円 | 189万円 |
上記の新築マンションの諸費用と新築一戸建の諸費用を比較すると、大きな違いがあるのは、
損害保険の火災保険料の金額の違いと修繕積立基金(修繕積立一時金)の有無、水道加入金の有無、
住宅性能保証登録料の有無で、その他では大きな違いは無いことが確認できます。
ちなみに、中古マンションや中古一戸建ての諸費用の項目としては下記の項目があり、
新築一戸建の諸費用と新築マンションの諸費用と比較すると、仲介手数料が入るので、
諸費用の総額としては新築の一戸建てとマンションよりも中古の一戸建てとマンションの方が
多くなっています。
ちなみに、中古物件の諸費用の目安としては、およそ物件価格の7%〜10%ぐらいです。
中古一戸建の諸費用 ※物件価格3500万円築10年 (銀行の住宅ローンを利用した場合) |
中古マンションの諸費用 ※物件価格3500万円築10年 (銀行の住宅ローンを利用した場合) |
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売買契約書印紙代 | 2万円 | 2万円 |
仲介手数料 | 105万円 | 105万円 |
登記費用 (司法書士報酬含む) |
30万円 | 25万円 |
火災保険 | 40万円 | 15万円 |
銀行住宅住宅ローン 契約書印紙代 |
2万円 | 2万円 |
銀行住宅ローン保証料 | 80万円 | 80万円 |
銀行住宅ローン手数料 | 5万円 | 5万円 |
固定資産税 | 25万円 | 12万円 |
水道加入金 | 無し | 無し |
住宅性能保証登録料 | 無し | 無し |
修繕積立基金 | 無し | 無し |
諸費用合計 | 289万円 | 246万円 |