No1102・・・仲介手数料
仲介手数料とは、不動産を売買したり不動産を賃借した場合に、
不動産仲介会社に支払う手数料のことで、不動産の仲介手数料は、
宅建業法にて定められていますが、最近は、不動産の仲介手数料を値引きする
不動産業者も多数あり、ネットを利用した不動産会社の中には、物件価格に関わらず、
仲介手数料を定額にする不動産会社もあるくらいです。
この仲介手数料は、成功報酬であるので、不動産の売買や賃借の取引が
成立しなければ、不動産会社に支払う必要のない手数料なので、
仲介手数料の支払い時期は、不動産の売買や賃借の取引が
成立した時になります。
また、大手不動産仲介会社は、基本的に仲介手数料の値引きをすることはありませんので、
大手不動産仲介会社を利用した場合は、宅建業法にて定められている
上限の仲介手数料を支払うことになります。
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尚、不動産の売買をした場合の仲介手数料の計算方法は下記の通りです。
不動産の売買をした場合の仲介手数料の計算方法(専任媒介と一般媒介は同じ計算方法)
■(成約価格の3%+6万円)×1.05=不動産売買仲介手数料
ちなみに、不動産を賃貸した場合の仲介手数料は、宅地建物取引業法では賃料の1ヵ月分と
規定されています。
また、不動産を売買する場合の、最も高額な諸経費は不動産の仲介手数料なので、
仲介手数料を値引きしてくれる不動産会社は魅力的ではありますが、不動産は、
非常に高額な取引であり、法律などの権利関係も複雑なので、
安心して、不動産の取引をしたいのなら、不動産の仲介手数料を保険料だと思って、
大手の不動産仲介会社を利用するべきでしょう。
そして、最近は、インターネットを利用することで、不動産の仲介手数料を定額にする
業者も現れていますが、不動産の仲介手数料を定額にしている業者のほとんどは、
集客力が劣る中小の不動産仲介会社がほとんどなので、仲介手数料が安いことだけを
理由にして、不動産会社を選択することは避けるべきです。
尚、不動産の仲介手数料は、中古マンションや新築戸建てなどの物件の種類に関係なく、
物件価格によって変化するものなので、マイホームを購入する際は、仲介手数料を含んだ
諸経費まで念頭に入れて、物件の選定を行うべきでしょう。
仲介手数料に関連する用語
※みなし賃料、めやす賃料
※フリーレント
※敷引き
※家賃保証会社、賃貸保証会社