No586・・・EBITDAマージン
EBITDAマージンとは、企業が本社を置く国の、税率、金利水準、
会計基準の違いを取り除いた利益を売上高で割った指標のことであり、
EBITDAマージンは、設備集約型の製造業は高くなる傾向があり、
EBITDAマージンは、経営分析における財務分析で利用する
収益性指標です。
このEBITDAマージンは、基本的には、自国の企業と比較するのではなく、
外国の同業他社や同業種の平均値と比較する為の財務指標であり、
EBITDAマージンを分析する際は、時系列データの推移を確認する
必要があります。
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また、EBITDAマージン以外の収益性指標には下記の指標があります。
代表的な収益性指標
@売上高売上総利益率
A売上高営業利益率
B売上高経常利益率
C売上高当期純利益率
上記の収益性指標とEBITDAマージンの基本的な違いとしては、
企業が本社を置く国の、税率、金利水準、会計基準の違いを
取り除いているかであるので、単純に、財務諸表の売上高と各利益の比率を
比較しても、その企業の実態の利益率が浮き彫りになることはありません。
また、EBITDAマージン以外の、EBITDAを利用した財務指標としては、
EBITDA倍率があり、EBITDA倍率とは、企業価値がEBITDAの何倍であるかを
示した指標です。
ちなみに、EBITDAとは、Earnings Before Interest & Tax & Depreciation & Amortization を
略したものです。