No288・・・売上高当期純利益率
売上高当期純利益率とは、企業活動において獲得した
売上高に対して、当期純利益が占める割合を示した指標で、
売上高当期純利益率は、企業の全ての経営活動結果の利益獲得能力や
収益力を示すもので、売上高当期純利益率は企業の配当原始や
株主資本の増加にどれだけ貢献しているかを示す指標で、
売上高当期純利益率は、財務分析の収益性分析手法でもあります。
その売上高当期純利益率の算出方法は、経常利益に特別利益と特別損失を
加減して算出した税引前当期純利益から法人税、住民税及び事業税などを
加減して算出した数値を売上高で割って計算します。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、売上高当期純利益率は、企業の本業である営業活動と企業の
ストックである財務活動およびその他の経営活動から発生する企業の
全ての収益力を示す指標でもあるので、売上高当期純利益率を自社の
過去の実績や同業他社の業界平均値等と比較して、自社がどれだけ
企業全体で効率よく儲けているかや自社の収益力推移と配当性向や
株主資本の変化を掴み課題を分析します。
そして、売上高当期純利益率の良い企業は、売上高総利益率(売上高粗利益率)・
売上高営業利益率・売上高経常利益率も高く有利子負債も少ない財務体質の
健全な企業が多く、売上高当期純利益率の高い企業は、限界利益率も高く
損益分岐点(BEP)も低い固定費の低い企業が当然多い傾向にあります。
また、売上高当期純利益率が改善すれば当期純利益が増加するだけでなく、
資金繰りの改善にも繋がり、結果として財務体質の改善・強化にもなります。
尚、売上高当期純利益率を用いて、自社の過去の実績や同業他社の
業界平均値等と比較して自社の配当原始や自己資本の増加にどれだけ
結びついているかをチェックすることも出来ます。
売上高当期純利益率に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー