No711・・・資産
資産とは、簿記においては、お金の使い道を示しており、資産には、
目で見ることができ形がある資産である、現金、建物、工具器具備品等や
目で見ることができない形が無い資産である、売掛金、貸付金、特許権、
商標権などがあります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この資産を大きく分類すると、流動資産、固定資産、繰延資産の3つに
分類することができ、それぞれの資産に分類する基準は、正常営業循環基準や
1年基準などの基準があります。
ちなみに、流動資産、固定資産、繰延資産の内容は下記の通りです。
流動資産、固定資産、繰延資産の内容
①流動資産とは、正常な営業により発生した資産とそれ以外の1年以内に換金化される
見込の資産のことであり、流動資産の具体的なものとしては、現金、普通預金、一時的所有の
市場性のある有価証券、売掛金、受取手形、商品などの棚卸資産があります。
②固定資産とは、販売目的で保有する資産ではなく、企業が長期に渡り自社で
継続的に使用する為の資産のことであり、固定資産は、有形固定資産・無形固定資産・
投資その他の資産に分類されます。
③繰延資産とは、会社で支出した費用のうち、その支出した効果が将来にわたって
続くと期待されている費用を処理したものであり、繰延資産には、会社法上の繰延資産と
法人税法上の繰延資産があります。
また、資産が増加した場合は、キャッシュフローにはプラス要因となります。
尚、複式簿記の5つの要素は、資産・負債・資本・費用・収益であり、複式簿記において
資産が増減した場合の仕訳ルールとしては、資産が増加した時は、借方に記録され、
資産が減少した時は、貸方に記録されることになります。
資産に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー
※格付け
※オフショア
※資産の流動化に関する法律、資産流動化法
※オフバランス処理、貸借対照表、オフバランス
※CDO、住宅ローン、社債、債券
※CDS、オプション取引