No437・・・普通預金
普通預金とは、何時でも自由に出し入れが可能な銀行との
普通預金取引契約に基づく入出金取引を処理する資産の勘定科目で、
普通預金の金利は、変動金利で利息の計算は日割計算であり、
普通預金は、財務諸表作成の際は、バランスシートの流動資産の部に
現金などと合算され、現金及び預金として表示することになります。
この普通預金口座が、複数の銀行に存在する場合は、日常的な会計処理を
する場合は、銀行口座ごとに補助科目を使用します。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、普通預金には、一般的に2月と8月の半年毎に日割計算にて利息が
つきますが、その利息は源泉所得税である国税15%と利子割である
都道府県民税の地方税5%の合計20%が課税されて、税引き後の金額が
普通預金口座に振り込まれます。
この普通預金の利息が振り込まれる際に差引かれた、源泉所得税である
国税と利子割である都道府県民税は、法人税や法人住民税の前払いで
あるため、会計処理をする際は、仮払税金として処理し、決算時に法人税や
法人住民税から控除することになります。
また、普通預金は当座預金と異なり、金利が低いとはいえ利息がつきますので、
会社の資金は、基本的には何時でも支払ができ利息もつく普通預金に入れて
おき、普通預金から当座預金へ資金を移動する際は、当座預金で支払が
発生する前日に必要な金額をだけを移動させることが一般的です。
尚、普通預金の利息は、消費税においては非課税売上に該当します。
※普通預金の仕訳例は下記の通りです。
例・・・普通預金から電気代1050(税込)が引き落とされた場合。
(借方) | (貸方) | ||
水道光熱費 | 1000 | 普通預金 | 1050 |
仮払消費税等 | 50 |
普通預金に関連する用語
※預金保険法