No123・・・線引小切手
線引小切手とは、小切手が盗まれたりする事故や、小切手を落としたりする
トラブルを起こした場合の対抗策を講じた小切手のことで、線引小切手は、
小切手に2本の平行線を引いた小切手のことです。
この線引小切手には2種類あり、それは一般線引小切手と特定線引小切手です。
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線引小切手のうち一般線引小切手は、2本の平行線を引いた小切手で、
平行線内は空欄か、銀行、銀行渡り、Bankのいずれかが記載された
小切手です。
この一般線引小切手は、その小切手の支払銀行と取引がある企業か個人又は
金融機関に対してのみ支払うことができる小切手なのです。
線引小切手のうち特定線引小切手は、2本の平行線内に特定の銀行と支店名が
記載されている小切手です。
尚、特定線引小切手は、その小切手の支払銀行が2本の平行線内に記載されている
特定の銀行の店舗に対してのみ支払うことができる小切手なのです。
また、小切手を使用する際の、実務上のリスク管理としては、
金融機関から小切手帳を受け取ったら、すぐに線引しておくことが望ましく、
小切手を受取った場合の実務上のリスク管理としては、小切手を受取ったすぐに、
銀行に取立依頼をすることです。
ちなみに、小切手は基本的に小切手を持参した人に対して、
銀行が小切手の振出人の代わりに支払いの手続きをするものなので、
小切手や小切手帳を盗まれ悪用されることを防ぐ為に、
線引小切手という制度が出来ています。