No338・・・通信費
通信費とは、電話回線の使用料やインターネット接続料金などの
各種通信設備の使用料や郵便料金などに要した費用を処理する
勘定科目で、工場関連で使用した通信費は、製造経費の項目で、
それ以外は、販売費及び一般管理費の項目であり、通信費は、
原則損金となり課税仕入に該当し仕入税額控除の対象になります。
この通信費に含まれるものの具体例としては、郵便切手代、葉書代、
封筒代、郵便料金、書留代・速達代、テレホンカード代、電話料金、
電報料金、ファックス料、インターネット接続料金などがあります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、ダイレクトメールの発送料金などは、通信費に含めてしまい
そうですが、ダイレクトメールの内容は、支出の目的からも広告宣伝の
為の費用であることは明らかな為、広告宣伝費として会計処理する
ことになります。
そして、郵便切手やテレホンカードなどを購入した際は、購入時に
課税仕入とはならず、実際に使用したときに課税仕入となり、
仕入税額控除の対象にすることが原則ではありますが、郵便切手など
自ら引換給付を受けるものについては、継続して購入した日に属する
課税期間に課税仕入れとしている場合には、購入時に課税仕入とする
ことが認められています。
ちなみに、未使用の切手は、貯蔵品として会計処理します。
尚、販売費及び一般管理費である通信費も、資金繰りの際は考慮すべき
であり、通信費の予算作成の際は、過去の実績などを考慮して予算を
作成することになります。
※通信費の仕訳例は下記の通りです。
例・・・電話料金1050(税込)を現金で支払った場合。
(借方) | (貸方) | ||
通信費 | 1000 | 現金 | 1050 |
仮払消費税等 | 50 |
通信費に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー
※予算
※金融、金利