No714・・・収益
収益とは、簿記においては、商品や製品を販売したりサービスを提供した
結果生み出された成果のことで、収益の発生は、資産を増加させる
原因となるものであり、収益から費用を差し引いた結果がプラスであれば、
資本を増加させる原因となります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この収益を大きく分類すると、売上高、営業外収益、特別利益に
分類することができ、収益の計上基準としては、出荷基準(発送基準)、
販売基準(引渡基準・納品基準)、検収基準などがあります。
ちなみに、売上高、営業外収益、特別利益の内容は下記の通りです。
売上高、営業外収益、特別利益の内容
①売上高とは、企業が提供する主たる営業活動である商品・製品の販売や
サービスの提供などにより獲得した収益のことです。
②営業外収益とは、本業以外の投資活動や財務活動などにより経常的に
発生した収益のことです。
③特別利益とは、毎期継続的・反復的に繰り返される企業の本業の営業活動・
財務活動・投資活動以外で生じた臨時的・例外的・偶発的な要因による収益のことです。
また、収益が増加した場合は、キャッシュフローにはプラス要因となります。
尚、複式簿記の5つの要素は、資産・負債・資本・費用・収益であり、複式簿記において
収益が増減した場合の仕訳ルールとしては、収益が増加した時は、貸方に記録され、
収益が減少した時は、借方に記録されることになります。