No713・・・資本
資本とは、簿記においては、お金の調達源泉を示し、資本は、株式を発行し
投資家から集めた金額と企業が利益を内部留保した金額を示しており、
資本は、資産から負債を差し引いて算出することもでき、資本は、
自己資本とも呼ばれています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この資本を大きく分類とすると、株主資本と評価・換算差額等に
分類することができ、株主資本とは、資本金、資本剰余金、利益剰余金、
自己株式の合計であり、評価・換算差額等とは、その他有価証券評価差額金、
繰延ヘッジ損益、土地再評価差額金、為替換算調整勘定等の合計です。
尚、資本を構成する主な勘定科目は下記の通りです。
資本を構成する主な勘定科目
①資本金
②資本剰余金
③利益剰余金
④資本準備金
⑤利益準備金
⑥別途積立金
⑦繰越利益剰余金
⑧その他有価証券評価差額金
⑨為替換算調整勘定
⑩少数株主持分
ちなみに、運転資本とは、一般的に、売上債権と棚卸資産を足して、仕入債務を
差し引いて算出した金額のことを指しています。
また、資本が増加した場合は、キャッシュフローにはプラス要因となります。
尚、複式簿記の5つの要素は、資産・負債・資本・費用・収益であり、複式簿記において
資本が増減した場合の仕訳ルールとしては、資本が増加した時は、貸方に記録され、
資本が減少した時は、借方に記録されることになります。