No42・・・簿記
簿記とは、企業・国・地方公共団体・特殊法人等の活動を
記録・計算・整理する技術で、簿記は活動結果である
フロー(経営成績)とストック(財政状態)を明らかにするツールであり、
一般的に簿記という場合は、複式簿記を指しています。
複式簿記とは、全ての取引を、貸借平均の原理に基づき
資産・負債・資本・収益・費用の5つの要素の勘定科目の借方と貸方に
仕訳をし、分類・集計・記録・計算・整理をする方法です。
・簿記マンツーマンセミナー
・簿記独学支援マンツーマンセミナー
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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簿記の利用目的は様々ありますが主なものとしては、
税務署へ申告する際や株主や利害関係者などの第三者に経営成績と財政状態を
開示する際に、財務諸表の貸借対照表(BS)、損益計算書(PL)、キャッシュフロー計算書(CF)等を
作成する時、資金繰りの際に、資金繰り表を作成する時、そして、重要な経営判断をするための
資料を作成する時などに、簿記の知識を活用することになります。
また、簿記の知識は、経理部・財務部・経営企画室の社員に必要なだけでなく、
経営者にも的確な経営判断をする為に、基本的な簿記の仕組みの理解は必要ですし、
営業の社員であっても、得意先の決算書を確認して、おおまかな財務状態や
財務体質を把握したい時に簿記の知識は役に立つます。
しかし、最近は、簿記がわからない経理が増えています・
そして、プライベートの分野のファイナンシャルプラン(生涯設計)である
ストックやフローの予測を作成する時にも簿記の知識は威力をいかんなく発揮します。
ちなみに、株式投資をする際にも、簿記の知識は欠かすことは出来ませんので、
簿記の知識は、株式投資のような資産運用にも活かすことが出来る
非常に実用的な知識なのです。
尚、簿記の資格を取得する為には、日本商工会議所等が主催する簿記検定試験を
受験する必要がありますが、日本商工会議所の簿記検定試験には、
試験の難易度により1級〜4級までに分かれており、
日本商工会議所の簿記検定試験の1級合格者には税理士の受験資格が与えられます。
簿記の役割
1.活動結果を帳簿へ記録すること
2.記録したデータにより財務諸表を作成すること
3.経営判断の為に利用すること
簿記に関連する用語
※経過勘定、前受収益、未払費用、未収収益、前払費用
※資格神話の崩壊
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー