No1421・・・経過勘定
経過勘定とは、一定の契約に従い、継続してサービスの提供を受け、役務の提供又は受領が部分的に完了したものを、
企業会計原則に基づく、実現主義・発生主義・費用収益対応の原則に基づき計上された勘定科目のことで、
経過勘定は、前払費用、前受収益、未払費用、未収収益の4種類です。
この経過勘定は、現金の入金や現金の支払のタイミングとは関係がありませんので、
役務の提供又は受領が部分的に完了したものを期間配分するための勘定といえます。
また、簿記においては、費用・収益の繰延・見越をする際に利用するのが経過勘定で、
この費用・収益の繰延・見越をする際に利用するのが経過勘定は、月次決算や年次決算の際に
利用されています。
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ちなみに、経過勘定は、未決済項目である前受金、前払金(前渡金)、未収入金、未払金とは異なります。
尚、経過勘定の4種類は下記の通りです。
経過勘定の4種類
・前払費用
・未払費用
・未収収益
・前受収益