No1422・・・前受収益
前受収益とは、一定の契約に従い継続してサービスの提供をする取引に対して、
提供していない役務に対して受け取った金額を処理する勘定科目で、
前受収益は、企業会計原則に基づく、実現主義・発生主義・費用収益対応の原則に
基づき計上された経過勘定であり、前受収益以外の経過勘定には、前払費用、未払費用、
未収収益があります。
この前受収益に似た勘定科目に未収収益がありますが、前受収益と未収収益の違いは、
前受収益は金銭を受け取っていることに対して、未収収益は、金銭を受け取っていないことです。
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この前受収益は、貸借対照表の流動負債の部に表示され、前受収益は、役務の提供をして収益に計上される時に、
販売代金に充当することになります。
また、前受収益に該当する取引の中で、決算日の翌日から起算して1年を超える期間を経過して
収益化となるものは長期前受収益として固定負債に計上することになります。
※前受収益の仕訳例は下記の通りです。
例・・・サービスの販売代金の手付金として現金1000を受け取った場合。
(借方) | (貸方) | ||
現金 | 1000 | 前受収益 | 1000 |