No243・・・信用リスク
信用リスクとは、与信を与えている信用供与先の財務内容悪化等により、
取引相手の資産価値が劣化・減少し資金を回収できなくなる可能性のことで、
信用リスクは債務不履行のリスクや貸倒れリスクでもあり、信用リスクを
許容可能な損失の範囲内にコントロールすることはとても重要なことなのです。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、信用リスクに見合った適正な収益を確保することは、
取引先ポートフォリオ構築に当たっては必要なことです。
そして、企業の信用リスクを判断する為に利用されているのが格付けであり、
格付けとは、第三者の格付機関が、企業の債務の支払い能力を評価したもので、
一般的に格付けが高いほど信用リスクが無く低金利で資金調達ができ、
格付けは、企業の信用リスクをランク付けしたものなのです。
この信用リスクは企業だけにあるものではなく国にもあるもので、
国の信用リスクのことをカントリーリスクと呼んでいます。
また、信用リスクによる損失を回避又は最小限にするためには、
取引先ポートフォリオを最適化する必要があります。
尚、企業の信用リスクを取引するのがCDSであり、CDSとは取引の保証人になる
売買のオプション取引のことで、企業の信用リスクが高まると、当然CDSの価格が
上昇しないと取引の保証人になろうとする人が現れないために、
必然的に企業の信用リスクを取引するCDSの価格は高くなることになります。
ちなみに、風評リスクは、企業のリスクマネジメントとして、
対応が遅れている企業が多いようです。
信用リスクに関連する用語
※ソブリンリスク、ソブリン債、債券
※新円切換
※アメリカ新通貨発行と金本位制度
※GSR(ゴールドシルバーレシオ)