No380・・・オプション取引
オプション取引とは、あらかじめ決定された将来のある時期に、
一定の価格で買う又は売る権利を売買するデリバティブ取引であり、
オプション取引は、権利行使のできるタイミングなどの違いで、
ヨーロピアンタイプ、アメリカンタイプ、バミューダンタイプの
3つに分類することができ、オプション取引の際は、
オプション料(プレミアム)を売買することになりますが、
このオプション料(プレミアム)の価値は、本源的価値と
時間的価値で構成されています。
このオプション取引は、私達が病気になった時、万が一死亡した時、
不慮の事故に備えるなどの為に加入している生命保険や損害保険と
同じような性質を持っています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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私達が加入している生命保険などは毎月1万円前後の保険料を支払うことで、
もし私達が死亡した場合は数千万円の死亡保険金が遺族に支払われる
ことになりますが、オプション取引も金融資産などの下落のヘッジの為に
プットオプションと呼ばれるオプション料(プレミアム)を買っておくと、
金融市場がパニックを起こした際に保有する株式などの有価証券の価格が
暴落した場合でも、購入しているプットオプションの価値が急上昇している
ので、保有している株式などの有価証券の価格下落のヘッジ機能の役割を
はたしてくれます。
また、オプション取引は、コール(Call)又はプット(Put)を買うか
売ることになるのですが、その取引種類としては、コールオプションの
買い、コールオプションの売り、プットオプションの買い、
プットオプションの売りの4種類があります。
そして、オプションの原資産価格が値下がりした場合に利益がでる
オプション取引は、コールオプションの売りとプットオプションの買いが
ありますが、コールオプションの売りは、利益は限定されていて、
損失は理論的には無限であり、プットオプションの買いは、損失は購入した
オプション料(プレミアム)に限定され、利益は理論的には無限であるため、
生命保険の仕組に内容が似ています。
また、オプションの原資産価格が値上がりした場合に利益がでる
オプション取引は、プットオプションの売りとコールオプションの買いで、
プットオプションの売りは、利益は限定されていて、損失は理論的には
無限であり、コールオプションの買いは、損失は購入した
オプション料(プレミアム)に限定され、利益は理論的には無限です。
尚、オプション取引の際に売買するオプション料(プレミアム)には、
本源的価値と時間的価値がありますが、オプションを権利行使できる
期間は事前に決まっている為、仮に、原資産価格が横ばいで推移しても、
オプション料の時間的価値の部分は時間の経過と共に価値が減少します。
オプション取引に関連する用語
※金融、金利
※偶発債務、債務
※商品先物取引法
※新円切換
※アメリカ新通貨発行と金本位制度
※GSR(ゴールドシルバーレシオ)
※金融派生商品