No393・・・債券
債券とは、発行体が資金調達の為に投資家に対して発行する
有価証券のことで、債券の発行体には、国、地方公共団体、
企業があり、債券の発行体が公共機関の場合は、公債と呼び、
企業が発行体の場合は社債と呼んでいます。
ちなみに、イールドカーブとは、債券の償還までの期間である残存期間と
利回りの変化をグラフにしたものです。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時~23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・事業計画書作成セミナー
・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座 ・経営計画作成通信講座
■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報
・経理利益貢献度・経理合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・四方山話・日本の不動産相場
■法人向けサービス(マーケティング、財務等の各種コンサルティング)
・経営相談セカンドオピニオンサービス ・管理職代行サービス ・1日コンサルティング
この債券の種類としては、発行体や利払の方法、債券の償還期間等に
よって多くの種類に区分することができ、債券の場合、債券の満期が
到来して投資家に資金を支払うことを返済とは呼ばず償還と呼んでいます。
また、債券の発行体によって呼び方が異なり、国が発行している債券は
国債と呼び、地方自治体が発行している債券は地方債と呼ばれ、
政府系の機関である、公団や公庫などが発行している債券は政府機関債と
呼んでおり、企業が発行している債券は社債と呼んでいます。
この債券の中で最もデフォルトリスクが小さいのが国債であり、国債を
上回る信用力のある債券や、国債より低い低利の債券は通常の経済状態の
時に存在する可能性は極めて低く、このような理由から期間10年の長期国債が
日本の長期金利のベンチマークとして利用されています。
また、債券の利回りは、格付機関が債券の利払や償還の支払能力の安全性を
基準にランク付けした格付けによって変化し、格付けの高い債券は利回りが低く、
格付けの低い債券は利回りが高くなって支払利息の負担が増加することになり、
どのような格付けを取得するかによって、債券の発行体の資金調達コストが
変動することになります。
ちなみに、債券の利回りには表面利回りと最終利回りがあり、債券の表面利回りとは、
その債券に表示されている利率のことで、利払日にはその債券に表示されている
利率の金利を受取ることができ、債券の最終利回りとは、債券に投資した時から、
債券が償還されるまでに得ることができる受取利息と償還差損益の合計金額を
1年当たりに換算し、投資元本に対し何%の利回りであるかを示したものです。
債券に関連する用語
※長期金利、短期金利、借入金、金利
※固定金利、変動金利
※直接金融、株式、有価証券、 間接金融、資金調達
※短期金融市場、資金調達、長期金融市場
※インターバンク市場、 オープン市場、コール市場
※ライボー、タイボー
※無担保コール翌日物
※短資会社
※金融
※ベーシスポイント
※新発10年国債利回り、国債
※エクイティファイナンス、新株予約権付社債、デットファイナンス
※プライムレート
※短期プライムレート
※長期プライムレート
※逆ザヤ、順ザヤ
※ストリップス債
※ソブリンリスク、ソブリン債
※超長期国債。
※一般担保付社債
※インカムゲイン、資産、収益
※キャピタルゲイン、キャピタルロス
※インフレ(インフレーション)
※デフレ(デフレーション)
※スタグフレーション
※キチンサイクル、在庫投資
※ジュグラーサイクル、設備投資
※クズネッツサイクル、建物
※コンドラチェフサイクル
※電力債
※NTT債、日本電信電話株式会社法
※JR債(鉄道債券)、日本国有鉄道法
※JT債、日本たばこ産業株式会社法
※放送債券
※東京交通債券、帝都高速度交通営団法
※一般担保付社債
※地方債
※ミニ公募債
※金融派生商品