No935・・・新発10年国債利回り
新発10年国債利回りとは、新規に発行された、発行から償還までの償還期間が
10年の国債の流通利回りのことで、新発10年国債利回りは、日本の長期金利の指標であり、
新発10年国債利回りは、住宅ローンの固定金利などを決める際の指標になっています。
以前は既発の10年国債の中から発行量や販売高などの一定の条件を満たした銘柄が、
国債指標銘柄とされていましたが、最近は、売買の中心が新発国債に移ったので、
日本の長期国債の利回りといえば、新発10年国債の利回りのことを指すようになっています。
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また、新発10年国債利回りが上昇すると、大企業向け融資指標である、
長期プライムレート(最優遇貸出金利)を筆頭に、銀行貸出金利全般が高くなるので、
企業の資金調達が難くなったり、住宅ローン金利が上昇することで、
個人の住宅購入に大きく影響してくるので、経済にマイナスの影響を与えることになります。
ちなみに、 ベーシスポイントとは、金融分野における金利単位の呼び方のことであり、
1ベーシスポイントは、1%の100分の1なので0.01%となり、
10ベーシスポイントが0.10%のことで、例えば、日本銀行が公定歩合を
25ベーシスポイント引き上げた場合は、0.25%の利上げをしたことを意味します。
新発10年国債利回りに関連する用語
※長期金利、短期金利、借入金、金利
※固定金利、変動金利
※直接金融、株式、債券、有価証券、 間接金融、資金調達
※短期金融市場、資金調達、長期金融市場
※インターバンク市場、 オープン市場、コール市場
※ライボー、タイボー
※無担保コール翌日物
※短資会社
※金融
※ベーシスポイント
※国債
※エクイティファイナンス、新株予約権付社債、デットファイナンス
※プライムレート
※短期プライムレート
※長期プライムレート