No325・・・日本銀行
日本銀行とは、日本の中央銀行であり、日本銀行の主な役割としては、
日本で唯一の発券銀行として、紙幣である日本銀行券を発行することと、
民間銀行の銀行として金融決済システムの運営、最後の貸し手として
金融システム全体を守る為に民間金融機関の資金繰りを助ける資金供給、
金融政策の実施、日本政府の銀行として国の資金出納事務全般の管理等が
主な役割となっています。
ちなみに、最近、日銀の金融政策で有名なのは、ゼロ金利政策と量的金融緩和政策です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この日本銀行の最高意思決定機関が、日本銀行総裁が議長となり運営される
日銀政策決定委員会で、この日銀政策決定委員会は、日本銀行総裁と副総裁の
2名、そして6人の審議委員の合計9名で構成され、この日銀政策決定委員会で、
金融政策が決定されており、この決定会合の内容が公表されると、
日経平均株価や東証株価指数 (TOPIX)などの株価の動きに影響を与えたり、
為替市場でも円高や円安が進行したりするなど、マーケットから特に
注目をされているイベントの1つであり、日銀が調査・公表している日銀短観も
非常に注目されている経済指標です。
また、日本銀行が実施する金融政策の手段としては、公定歩合操作、
預金準備率操作、公開市場操作などがあり、これら手段のうち公開市場操作は、
日本銀行が直接金融市場に介入して、国債などの債券や手形を売買することで、
市中のお金の量や金利をコントロールする政策であり、日本の短期金融市場の短期金利は、
日本銀行の金融政策スタンスによって事実上決定されています。
そして、日本銀行は、財政法や日本銀行法等で国債の引き受けは禁止されています。
尚、日本銀行法では、日本銀行の資本金のうち政府からの出資の額は、
55%を下回ってはならないと明確に規定されており、日本銀行の資本構成は、
55%が日本政府が保有し、45%が民間が保有しており、その出資者には出資口数に
応じて出資証券が発行され、出資証券は上場されていますが、東京証券取引所には
上場されてなく、ジャスダック証券取引所に上場されており、一般の株式と同様に
取引をすることが出来ます。
ちなみに、アメリカ政府は、FRB(米連邦準備銀行)には、全く出資をしていません。
日本銀行に関連する用語
※新円切換
※アメリカ新通貨発行と金本位制度
※GSR(ゴールドシルバーレシオ)
※実質金利、名目金利