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日銀短観

日銀短観<経営者の為の用語集経営財務情報








No253・・・日銀短観


日銀短観とは、日本銀行が四半期に一度、景気の現状と先行きについて

企業に直接アンケート調査をすることで、日銀短観は、

企業短期経済観測調査を略したものであり、日銀短観は、

日本の経済指標の中で最も注目をされる指標の1つです。


また、日銀短観の調査時期は、毎年、3月・6月・9月・12月に実施され、

日銀短観の公表時期は調査翌月の、4月・7月・10月・12月の午前8時50分に

公表されます。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)

財務指標データ






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そして、日銀短観は、調査内容の速報性があり、調査時のサンプル数が

十分にあり、調査書の回収率が高いことが主な特徴で、日経平均株価

東証株価指数 (TOPIX)は、この調査結果に対して大きく反応することが

多い重要な経済指標です。


また、日銀短観は、全国の資本金2,000万円以上の民間企業の経営者を

対象にした調査で、日銀短観の主な調査内容は、計数調査と判断調査であり、

計数調査とは、生産、売上、輸出額、設備投資経常利益、雇用者数、

金融機関借入金手元流動性比率などの実績値や計画値を調査するもので、

判断調査とは、業績、在庫水準、仕入れ価格、生産、雇用人員、資金繰りなどの

現状と先行きについての経営者のマインド調査をするものです。


そして、日銀短観の中で最も注目されている調査項目は、

主要企業の製造業の業況判断DIで、業況判断DIとは、調査項目について、

1.良い 2.さほど良くない 3.悪いの3つの回答を用意して、

良いと回答した企業の割合から、悪いと回答した企業の割合を引くことで

日銀短観の業況判断DIは算出されます。


尚、日銀短観の業況判断DIは、回答者である経営者の業況感を問う

調査なので、一見客観的な調査では無いと感じるかもしれませんが、

企業の動向は経営者のマインド次第で変化しますので、日銀短観の業況判断DIほど

景気の現状と先行きを表した経済指標は無いといっても過言ではありません。



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