No326・・・グリーンシート市場(気配公表銘柄制度)
グリーンシート市場(気配公表銘柄制度)とは、未公開株式市場のことで、
このグリーンシート市場は、財務状況を開示するなどの一定条件を満たした
未公開企業の株式を売買出来る市場で、グリーンシート市場は、
日本証券業協会が運営しています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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このグリーンシート市場は、エマージング銘柄、オーディナリー銘柄、
投信・SPCの3つに区分されています。
エマージング銘柄とは、証券会社の審査の結果、成長性があると認められた、
株式公開(IPO)を目指すベンチャー・新興企業が中心の銘柄区分で、
オーディナリー銘柄とは、証券会社の審査の結果、成長性はそれほどないものの、
グリーンシート銘柄として適当だと認められた銘柄区分です。
また、グリーンシート市場に登録されているグリーンシート銘柄の株式を取引する
為には、グリーンシート銘柄を取引できる証券会社に口座を持つ必要があります。
このグリーンシート銘柄は全ての証券会社で取引出来るわけではなく、
グリーンシート銘柄の取扱実績では、ディー・ブレイン証券が
シェアの高い証券会社です。
そして、グリーンシート市場に登録されているグリーンシート銘柄は、
将来、東京証券取引所などに株式公開を果たす可能性も当然あり、
その様なことになれば、かなりのキャピタルゲインを手に入れる可能性もあるでしょうが、
グリーンシート銘柄は、上場企業よりも遥かにハイリスクであることも認識して
投資する必要があります。
尚、グリーンシート市場(気配公表銘柄制度)に登録されているグリーンシート銘柄は、
気配公表銘柄とも呼ばれています。
ちなみに、グリーンシート市場のオーディナリー銘柄には、チッソ株式会社も登録され
ており、チッソ株式会社は世界的な化学企業で、この企業を源流とする上場会社も多く、
チッソは液晶原料では世界トップクラスの企業であり、公害問題である水俣病を
引き起こした企業でもあります。