No417・・・クレッジットクランチ(信用収縮)
クレッジットクランチ(信用収縮)とは金融システム不安のことであり、
クレッジットクランチの状態に陥ると、資金供給が極端に細り、世の中に
お金が行き渡らず、お金が滞ってしまい、クレッジットクランチは、
信用創造のメカニズムが逆転してしまい、信用創造が機能不全を
起している状態です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・営業マーケティング研修(マンツーマンセミナー)
・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座 ・経営計画作成通信講座
■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報
・経理利益貢献度・経理合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・四方山話・日本の不動産相場
■法人向けサービス(マーケティング、財務等の各種コンサルティング)
・社員研修セミナー(経理・財務・営業の社員研修) ・管理職代行サービス ・1日コンサルティング
このクレッジットクランチ(信用収縮)が発生してしまうと、企業が、金融市場で
直接資金調達をすることが難しくなってしまい、更に、銀行などの金融機関も
企業に対して貸し渋りをはじめるため、企業は資金調達の手段を失ってしまい、
上場企業で多額の利益を計上している企業ですら、資金ショートを引き起こして
黒字倒産に至る可能性が高くなります。
また、金融市場に信用不安が広がり、クレッジットクランチ(信用収縮)が
発生すると、企業倒産が増加するだけでなく、社会不安の影響を受けて、
一般消費者の購買意欲も減退して消費も細ることで景気も低迷し、企業も
設備投資を先送りしたり設備投資規模を縮小することで、更に景気が
悪化していく悪循環に陥ってしまいます。
尚、サブプライムローン問題を発端とする金融危機の状況は、まさに、
クレッジットクランチに陥った経済環境そのものだったといえます。
このように、クレッジットクランチ(信用収縮)が発生してしまうと、
金融システム全体が麻痺して経済も危機的な状態に陥ってしまうため、
中央銀行は、クレッジットクランチの状態から脱出するためや、
クレッジットクランチを回避する目的で、資金の流動性を確保するために
マネーサプライを増やそうとします。
ちなみに、クレッジットクランチのクレジットとは信用という意味で、クランチとは
危機という意味です。
クレジットクランチに関連する用語
※新円切換
※アメリカ新通貨発行と金本位制度
※GSR(ゴールドシルバーレシオ)