No126・・・国家の資金調達
企業も国家も、存続し続ける為に最も重要なことは、
資金調達が出来ることであり、その資金調達ができなくなった時が、
企業が倒産をする時で、国家であれば、国家破産や国というもの自体が
消滅してしまう時であり、資金調達が出来なくなってしまえば、
国ですら消滅してしまうことは歴史を見れば明らかです。
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しかし、企業と国家が決定的に違うことは、国家は、国債を発行してその国債を
中央銀行に買い取らせることが出来る為、実質的に通貨発行権を持ち通貨発行益
(シニョリッジ)の特権を持っているので、支払を受ける人がその国の通貨で支払を
受けることを拒まない限りは、どんなに、国の財政赤字が酷くても、国がデフォルト
を起すことはありません。
しかし、何らかの深刻な事態がその国で発生したり、その国の酷い実体が世の中に知れ渡る
ようになり、支払を受ける人の多くが、その国の通貨での支払を受けることを拒むように
なると、国家の最終的な資金調達源である通貨発行権も全く価値を持たなくなります。
ゆえに、その国家への信頼の証ともいえる自国通貨が安くなるということは、
国家の存続を脅かす、非常に危険な状態であるといえます。