No53・・・ナンバーワン企業とオンリーワン企業
ナンバーワン企業とは、売上、利益、市場シェアの数値で
トップの企業ですが、オンリーワン企業とは、その企業でしか
提供していないサービス又は商品を持っている企業です。
巷でよく言われることは、ナンバーワン企業よりもオンリーワン企業を
狙えと言われることが当然のように多いのですが、果たして必ずそうなのでしょうか?
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例えば、ナンバーワン企業ですが、現在のような不況期には、
ライバルがどんどん脱落してゆき、同業他社が倒産又は事業から撤退して、
結果としてナンバーワン企業がオンリーワン企業になる
更に好ましい状態に変化することだってあり得るのです。
例えば、使い捨てカメラのインスタントカメラですが、
最近ではデジタルカメラに押されて存在意義が無くなったかと思いきや、
依然として偽装することが出来ない記録保存用として、法人、個人、役所等の
あらゆるニーズがあり、世界的にも需要も底堅いようです。
そのインスタントカメラを製造するのは世界で2社しかありませんが、
そのうちの1社の米ポラロイド社が生産を中止してしまい、
現在は富士フイルムホールディングスが世界でインスタントカメラを
製造する唯一の企業になっています。
どんなジャンルでも独占企業になることのメリットは計り知れないはずです。
ということは、どんな企業にも不況期を生き抜き、同業他社が全て脱落していけば、
ナンバーワン企業・オンリーワン企業になれる可能性があるということですね。