No183・・・ディスカウントキャッシュフロー(DCF)
ディスカウントキャッシュフロー(DCF)とは、投資対象価値を
評価する方法の1つで、ディスカウントキャッシュフローはDCFとも略され、
ディスカウントキャッシュフローは前提条件次第で、投資対象の評価価格が
大きく変化する評価手法です。
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このディスカウントキャッシュフロー(DCF)により評価する際の
重要なポイントは、将来数年間のキャッシュフローをどのように
見積もるかということと、将来キャッシュフローを現在価値にする為に割引く際の、
期待収益率をどのように算定するかであり、この2つのポイント次第で、
ディスカウントキャッシュフローに基づく評価価値は大きく変動するので、
この評価方法は、非常に主観的な評価方法であるといえます。
また、ディスカウントキャッシュフロー(DCF)にて将来キャッシュフローを
割引く際の割引率とは、期待収益率のことで、リスクの高い金融商品や
財務の脆弱な企業に投資を実行する時は、将来価値を現在価値に換算する
割引率は当然高くなります。
そして、現在価値算定に用いる割引率は、一般的に長期国債などの
安全性の高い長期債券利回りを用いることが多く、企業価値評価の際は
加重平均資本コスト(WACC)を活用することが一般的です。
ちなみに、割引率の算定方法としては、一般的にリスクフリーレートに
リスクプレミアムを加えて算定します。
尚、ディスカウントキャッシュフロー(DCF)は、M&Aでの企業価値評価、
株式の評価、不動産の評価、不良債権の価値の評価等をする際の基本的な
評価手法です。
ディスカウントキャッシュフロー(DCF)に関連する用語
※取引事例比較法
※収益還元法